新型コロナウィルスの影響で私たちの生活は大きく変更しています。
対面での営業は禁止されているところが多く、オンラインでの営業が主流となっています。
企業同士で行う営業もそうですがお客様への営業もオンラインで実施しているところ多くなっています。
その中でも住宅販売業界が力を入れているのがVR内覧会。
新型コロナウィルスが流行する前から力を入れていましたが、オンライン対面が主流となっている今さらに力を入れている企業が多くなっています。
このVR内覧会と言う事は一体どういったものでしょうか?
VR内覧会のメリットとデメリットをお伝えしていきます。
●こんな人に読んで欲しいです
・VR内覧会って何?
・VR内覧会のメリットとデメリットを教えて欲しい
VR内覧会って何?
皆さんはVRと言うものをご存知でしょうか?
数年前から一般的に取り入れられている新しい技術であり、ソニーのPSVRやオキュラスなどVRに力を入れている企業が増えています。
VRと言うのは簡単に言うとまるでその場に自分がいるかのように錯覚するバーチャル空間のことです。
つまり実物が目の前になくても、まるでそこにあるかのように体験ができます。 住宅業界で言うVR内覧会と言うのは、まだ建築中の家を見ることができたり、実際に家具を置いたらどういったものになるかを見ることができます。
VR内覧会のメリット
VR内覧会のメリットは以下の3つが挙げられます。
1.完成していない建物の中も見ることができる
2.複数の展示を同時に見ることができる
3.実際にその場にいかなくても見ることできる
1つずつ解説していきます。
1.完成していない建物の中も見ることができる
通常であればまだ完成していない建物を閲覧ができません。間取りや設計を見てもあくまで想像の範囲内でしか見ることができず、新築住宅を選ぶことができません。
しかしVR内覧会であれば建物がなくても映像として新築住宅を見ることが可能です。
物理的なものがなくても内覧ができるのは大きなメリットと言えるでしょう。
2.複数の展示を同時に見ることができる
通常の住宅展示会の場合、現地に行かないといけないため同時に何ヵ所も見ることができません。
もちろん移動距離や滞在時間などをかけると非常に大きな手間となってしまいます。
しかしVR内覧会であれば住宅展示場に赴かなくてもその場で複数の住宅を内覧することが可能です。
時間的短縮や手間がかからないため自分の負担が減るのは大きなメリットと言えるでしょう。
3.実際にその場にいかなくても見ることできる
2と似ている内容になりますがVR内覧会はその場に行かなくても実施することが可能です。
大手の住宅メーカーであるとウェブサイトを通じてVR内覧会を行うことができるため、自宅でも見ることが可能です。
新型コロナウィルスの影響で実際に展示場に行きたくないと言う人も多いかと思います。
VR内覧会であれば感染予防にもなるためおすすめの方法です。
VR内覧会のデメリット
VR内覧会の手引きは以下の通りなります。
1.周辺情報がわからない
2.VR酔い
3.VRではすべてはわからない
1つずつ解説していきます。
1.周辺情報がわからない
住宅を買うためには住宅はもちろん周辺情報も大切な項目の1つとなります。
現地に行くのであれば、周りの様子や雰囲気、住人の有無等が分かりますがVR閲覧会だとそういった点が分かりません。
特に住宅を買う際はご近所付き合いが大切となります。
とても素敵な家だと思い購入したにも関わらず、周りの状況によっては快適に過ごせない可能性もあります。
周辺情報がわからないと言うのはVR内覧会の大きなデメリットと言えるでしょう。
2.vr酔い
VRは人によっては向き不向きがあり非常に酔う人もいます。体調が崩れてしまう可能性があるので閲覧には注意が必要です。
3.VRでは全てはわからない
VRはあくまで映像です。その住宅の雰囲気がわかっても細かい点には分かりません。
例えば、住宅の壁がどんな材質を使っているのか?床はしっかりしているのか?その家に独特の匂いはないかなどを確認することができません。
VRで見たときはとても素敵な物件と思っていたのにもかかわらず、実際に行ったら少しがっかりしたと言うのを珍しくありません。
VR閲覧はあくまで参考程度にすることをお勧めします。