近年ペットのマナーを守らない飼い主が増えており、社会問題となっています。

TwitterやInstagramなどで可愛い動物の動画を見て責任を持たずに飼う人が増えているからと言われています。

代表的な問題が「家の周りに糞をまき散らすこと」

野良猫や飼い猫、犬の散歩中など様々なシチュエーションがありますが、どんなパターンでも家の周りに糞があると、非常に困ってしまいます。

一度糞をされてしまう環境ができると、継続的に糞をまき散らされることになり、対処ができません。

野良猫などの場合、勝手に追い払ったりすることも難しく「どこの機関に相談すればいいの?」と悩む方も多いかと思います。

今回は自宅周りで犬猫の糞をされたときどうすればいいかお伝えしていきます。

●こんな人に読んでほしい記事です

・家の周りに糞をまき散らさせる!どこに相談すればいい?

・糞がまき散らされるデメリットは?

糞をまき散らさせるデメリットは?

家の周りに糞をまき散らされても「処理をするのがめんどくさい」「そのうちいなくなるから放置しよう」と考えている人もいませんか?

残念ながら野良猫・犬の場合、一度糞をできる場所を覚えたらしっかりと対策をしない限り、自然となくなることはほどんどありません。

糞をまき散らさせると以下のデメリットが発生します。

1.虫が湧く…糞は虫の大好物。多くの害虫が家の周りに集まってきてしまい、家の中に侵入する可能性があります。

2.匂いが充満する…犬や猫の糞は非常に匂うため、家の周りから異臭が発生してしまいます。異臭が発生するとご近所トラブルはもちろん、洗濯物を干すとにおいがつくなど日常生活にも被害が及びます。

3.他の野良猫・犬も集まりやすくなる…糞をまき散らさせる環境ということは、まだ来ていない野良猫・犬たちも糞がしやすい環境といえます。そのため対策をしないとどんどん数が増えてしまうというデメリットが発生します。

デメリットを発生させないためにも、必ず対策をするようにしていきましょう。

警察?裁判所?どこに相談をすればいいの?

糞の被害にあった場合、まずは役所に連絡をしましょう。役所によっては専門の課や動物愛護グループへの紹介があるので相談に乗ってくれる場合があります。

飼い主がはっきりしている犬・猫であれば飼い主への注意やトイレのしつけ方法などを教えてもらえ対応をしてもらえます。

しかし困るのが飼い主がわからない野良猫のパターンです。野良猫の場合は自衛的な方法で対策をとるのがほとんどです。

そのため役所に相談したらすべてが解決する!というわけではありません。しかし自衛の方法は役所や動物愛護グループの方が適切な方法を教えてくれます。

飼い主がいる、いないにかかわらずまずは役所に相談をしてみることをおすすめします。

犬・猫の糞に悩んだら役所に相談しよう

役所に相談したからといって100%問題を解決することはできません。しかし相談をすることで飼い主に注意をしてもらえたり犬・猫の糞対策を教えてもらうことができます。

またよく街中で見る「犬の糞禁止!」などの看板やポスターも役所で発行している地域もあるそうです。こういったものを張ることで飼い犬の糞被害は抑えることができるかと思います。

野良の場合は、対策方法を教えてもらったらホームセンターなどに行き、グッズを揃えて対策をしていきましょう。効かない場合は再度役所に相談して根気強く対策をしていきましょう。

糞の問題は放置しておくとデメリットとなり、自分に大きく返ってきてしまいます。そうなる前にも早めの対策をして、自宅周りを糞のない生活にしていきましょう。