小さなお子さんがいる親御さんの中には、夜子供と一緒に添い寝をしているという方も多いと思います。

しかし、一方アメリカなど海外では子供を一人で寝かせるという場合もよくあります。一体どちらがいいのでしょうか?

そこで今回は、子供と寝ること・寝ないこと、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介していきたいと思います。

子供と寝ることのメリット・デメリット

まずは子供と一緒に寝ることのメリット・デメリットについてです。

1:子供の情操教育に良い

子供に3歳までにしっかり愛情を注いで育てることは、後の精神面に大きく影響してくると言われています。

そのため、子供と一緒に添い寝をしてあげることも愛情表現の1つとなりますので、子供の後の成長に良い影響を与えるでしょう。

2:母親にもリラックス効果がある

産後の母体は体調が安定しないということもありますが、子供と一緒に添い寝することで女性はオキシトシンというホルモンが分泌されます。

オキシトシンは体調や精神を安定させる効果がありますので、子供と一緒に添い寝をすることは母親にとってもメリットがあります。

3:子供が親に依存的になってしまう可能性がある

こちらは子供と添い寝をするデメリットになりますが、いつまでも子供と添い寝をしていると子供が親御さんに依存しやすくなってしまう可能性があります。

子供も成長するにしたがって、自分のことを自分でこなせるようになっていく必要があります。そんな時、親に依存してしまう癖がついていると自立するのが遅くなってしまいますので気をつけましょう。

子供と寝ないことのメリット・デメリット

続いて、子供と一緒に寝ないことのメリット・デメリットについてご紹介していきます。

1:睡眠中の窒息を防止出来る

添い寝をしていると、添い寝をしている親に圧迫されたことで子供が窒息死してしまうという事故が発生するリスクがあります。

しかし、添い寝せずに一人で寝かせることでこうした事故のリスクを抑えることが可能です。

2:一人で寝れるようになるなど、自立心が育つ

子供を一人で寝かせることで夜起きてしまっても自分で再び寝直すことが出来るなど、自立心がある子供に成長させることが出来ます。

3:寝相によって風邪を引いてしまったり、窒息してしまう危険性もある

子供を一人で寝かせることにもメリットはありますが、一人で寝ていると寝相で毛布などがズレて寒くなってしまい、風邪を引いてしまうなど健康上のリスクがあるのも事実です。

また、寝返りが出来るようになると寝返りによってうつ伏せになってしまい、そのままうまく呼吸が出来ずに窒息してしまうということもあります。

そのため子供を一人で寝かせる場合でも、親御さんはすぐに様子を確認出来る近くにいた方がいいでしょう。

まとめ

今回は子供と一緒に寝ること・寝ないことそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介させていただきました。

子供と一緒に寝ることと一人で寝かせること、どちらにもメリットはありますが、睡眠中の窒息などの危険性はどちらにもありますので注意が必要です。