複数の居住者が一つの建物に住んでいますと、どうしてもトラブルは生じるものです。そこでマンションでは共同生活をしていくうえでルールが決められます。そのルールが管理規約や細則です。

しかし、どんなに立派な管理規約、細則でも居住者間でのコミュニティーが不足してたりすると守らなければいけない定めの認識が不足になり、トラブルも多くなります。
その場合は日頃から管理組合での管理意識を高め、理事会での情報発信、広報活動を強めて意思の疎通を行うことが重要となります。その情報発信をスムーズに行うように役員の方は率先して管理規約、細則を読んで勉強会を開いたりし理解することになります。

とは言ってもトラブルは減らしてもなくなることはないといっても言い過ぎではないでしょうかね。
そこで管理意識を高める情報発信だけでなく、トラブルが起きた場合の備えも必要となります。

この備えとは情報発信の逆、情報を受け取ることが重要となります。
もし管理組合員の中で管理規約などに違反する事実があれば、気づいた組合員は理事会役員への伝達を行い、早め早めの対応を行って、取り返しのつかないトラブルに発展しないよう未然に防ぐようにしなければなりません。

この場合も日頃から組合員一人一人が管理規約や細則を読んで理解する必要があり、そうすることでトラブルを未然に防ぐことができたり、トラブルが発生しても容易に解決できるでしょう。

マンション管理規約はマンションの憲法です。管理規約の有効性を組合員同士話し合ってはいかかでしょうか。