引っ越しの際に行うべきか悩むのが「挨拶」一昔前までは当たり前のように行う習慣でしたが、近年は行わなくても、問題ないという意見もあります。
また挨拶を行う場合は、手土産が必要となりどんなものがいいのか悩まれている方も、多いかと思います。
今回は引っ越しのあいさつは必要なのか?必要の場合、どういった手土産がいいのかをお伝えしていきます。
●こんな人に読んでほしい記事です
・引っ越しのあいさつはした方がいい? ・おすすめの手土産は?
引っ越しのあいさつは行うべき!その理由は?
論を先にいうと基本的には引っ越しのあいさつは行いましょう。
例外として社員寮など全員同じ会社の同僚であれば、する必要があまりありません。
また一人暮らしの女性などは家を知られると危険な場合があります。そういったときは挨拶を無理して行う必要はありません。
しかし基本的には挨拶を行った方がベターな選択となります。その理由は以下の3つがあげられます。
1.近隣住民へ安心感をもたらす
2.トラブルが防げる
3.町内会などで困ることが少なくなる
一つずつ解説していきます。
1.近隣住民へ安心感をもたらす
隣の家にだれが住んでいるかだけでも、周りに安心感を与える事ができます。
「誰が住んでいるのかわからない」「姿を見たことあるけど話したことないからどんな人かわからない」という状態になると、近隣住民は不安を抱えてしまいます。
挨拶をして一言、二言話すだけでも周りに与える印象はかなり変わり、安心感をもたらせます。
円滑なご近所付き合いをするためにも、まずは相手に安心感を与えましょう。
2.トラブルが防げる
ご近所問題でよくある「騒音トラブル」
マンションに住んでる方は下の階や、横の部屋と密接につながっているため、トラブルが起こりやすい状況になっています。
特に子供がいると夜泣きをしてしまったり、走り回って物音を立ててしまいます。
そのため、挨拶を行い事前に「小さい子供がいるのでご迷惑をおかけすると思いますが…」と言いましょう。
小さい子供がいることを認識してもらえれば、騒音に対する許容範囲が変わります。
こういった一言があるだけで人間の心理は大きく変わります。挨拶はトラブル防止のために行うことをおすすめします。
3.町内会などで困ることが少なくなる
一軒家やマンションに住むと自治体など町内会の行事に参加する機会が増えます。
町内会には年配の方も多くおり、挨拶を重んじている人もたくさんいます。「引っ越しのあいさつに来なかった人」と思われれば、自治体のメンバーになじめない可能性があります。
特に一軒家の方は、引っ越しができないため自治体や町内会に長く在籍することになります。
第一印象を悪くしてしまうと後々大変になります。挨拶を一言するだけでも、問題は解決できるため、必ず行うようにしましょう。
引っ越しの挨拶は時間帯が重要
引っ越しの挨拶をする際は、当たり前ですが、家に人がいる可能性が高い時間を狙うのが重要です。たとえば土日祝日の昼間の時間帯。平日なら、夕食前の4~5時ごろがおすすめです。夕食の時間帯である6時ごろに訪れると、外食等で家にいない可能性も。
また夕食の準備をしている最中の訪問で、相手に迷惑をかけてしまう恐れもあります。土日祝日が休みではない家庭もあるので、車の出入り等をそれとなく確認しておきましょう。
挨拶の内容は簡潔に
挨拶の内容はあやふやな助長的な表現を避け、簡潔にまとめることが大切です。
「結局何が言いたいのか?」助長的な表現は、相手に伝わりにくい特徴があります。〇〇日に引っ越しをしたこと・音によって迷惑をかけてしまう可能性があること。
伝えたい内容をポイントごとにまとめ、相手が理解しやすい表現を心がけてみてください。相手が忙しくなさそうなら、感謝の言葉を丁寧に伝えてその場を後にします。
手土産はどんなものがいい?
手土産の相場は500円~1000円の物となっています。高価なものを渡すと相手も困ってしまうので注意しましょう。
手土産を選ぶ際は、比較的リーズナブルな価格やインテリアに関係する商品を避ける。また食器や壺等のインテリアに関係する商品を選ぶと、相手の感性に合わない可能性も。
代表的な手土産としては以下の物があげられます。
1.タオル
2.お菓子(日持ちするもの)
3.洗剤
どの家庭でも使えて、日持ちするものを選びましょう。
挨拶方法は?
挨拶になるので、長々と話をするのは失礼にあたります。迷惑にならないように以下のことをお伝えするのがマナーです。
・家族構成
・自宅の場所
挨拶は家族全員で行くのが一般的。子供を含めて全員で挨拶に行きましょう。
また時間帯によっては相手が不在の場合があります。そういったときは、日を改めるか違う時間帯に行きましょう。
引っ越しをしたら挨拶に行くのがベターな選択ということがわかりましたか?円滑なご近所づきあいをするために、簡単でもいいので挨拶を行いましょう。