「中古住宅を購入する際に、まずどこに注意したら良いのか」不安に感じた経験がありませんか。中古住宅にはリスクが存在する場合もあるので、内見の段階で注意することが大切です。

そこで中古住宅の悩みを抱えている人向けに、3つのチェックポイントを解説していきます。中古住宅の購入を失敗しないためには、どこを優先的に確認するべきなのか?住宅に関する知識に不安を感じている人は、ぜひ参考にしてください。

備え付けの収納スペースの状態

中古住宅を購入する際に、まず確認していきたいのが備え付けの収納スペースです。収納スペースは風通しが悪いため、内部にカビが発生している恐れがあります。

中古住宅の内見の際に、収納スペースを隅から隅まで確認する人は少ない。結果、中古住宅を購入して時間が経ってから布団や洋服等にカビが発生して大きな後悔をすることになります。

収納スペースのカビは一見しただけでは、分からない場合もあります。ざっと間取りを確認したら、収納スペースの内部を注意深く確認するようにしましょう。

壁紙の色あせ・隙間

壁紙の色あせ・隙間も、注意深く確認する必要があります。壁紙の色あせ・隙間が放置されるとどうなるのか?壁紙の色あせや隙間は、壁紙の劣化によって起こっている可能性があります。

壁紙は紫外線や湿気に弱く、年月と共に色あせや隙間が発生。劣化した壁紙ははがれやすくなるため、いずれはベロンとはがれてくる恐れが考えられます。壁紙がはがれてしまえば、張り替えの費用が必要です。

住宅の修繕費用を工面するのが難しい人は、壁紙の状態に注意してください。

外壁塗装が劣化していないか?

住宅の内部だけではなく、外側にも注意することが大切です。住宅の壁を保護している外壁塗装。外壁塗装は風雨の影響を受けているため、劣化が目立ちやすい傾向にあります。

汚れが目立っている・ひび割れが発生しているなど、劣化のサインが確認できたら注意が必要です。

中古住宅の劣化は一見しただけでは分からない場合がある

中古住宅の劣化は、1回見ただけで分かるとは限りません。たとえば排水溝やトイレのタンクの中といった、ちょっと見ただけでは分からない部分に問題が発生している可能性も。

一般人が中古住宅の問題を、一目で見極めるのは難しいといえます。リスクを回避するためには、複数回にわたって中古住宅を内見することが重要です。

不動産会社に相談して、何度も内見ができる環境を整えておきましょう。

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