住宅は非常に高額なため、一括でポンと購入することは稀です。そのため、大抵の方の場合は住宅ローンを組んで購入することになると思います。

しかし、住宅の購入を検討している方の中には住宅ローンの手続きなどが分からず、躊躇してしまっているという方も多いのではないかと思います。

そこで今回は、住宅ローンを組む際の手続きの流れについてご紹介していきます。

住宅ローンを組む際の書類とは?

まず最初に、住宅ローンを組む段階として、住宅ローンを組む際に必要になる書類等についてご紹介していきます。

住宅ローンを組む際に扱う主な書類は以下になります。

・事前審査申込書(金融機関が準備)

・本人確認書類(運転免許など)

・収入確認書類(源泉徴収票や住民税決定通知書など。個人事業主は確定申告書、法人の場合は決算報告書)

・物件確認書類(購入予定物件のチラシ、間取り図など)

・資金計画表

・印鑑登録証明書

・金銭消費貸借契約書

・抵当権設定契約書

・入金口座の通帳

住宅ローンを組むための一般的な手順

では、次は住宅ローンを組むための手順について解説していきます。

1:まずは情報収集

まずは購入する住宅のことも含めて情報を収集しましょう。

不動産会社は金融機関と提携していることも多く、物件の購入に対して不動産会社の方から提携ローンを紹介してくれることもあります。

提携ローンの場合は金利などに対して優遇措置をとってもらえることもありますので、他の金融機関と比較した上で検討しましょう。

2:金融機関に審査の申込み

次は金融機関に足を運び、融資を受けるための審査の申込みをします。

この審査の申込みというのは実際に物件を購入する前に行われるのが一般的です。無事に審査を終え、融資を受けてから晴れて物件購入の流れとなります。

3:事前審査

審査を申し込むと、事前審査が開始されます。必要書類を提出して審査結果を待ちましょう。

事前審査の審査結果はおおよそ3日~1週間ほどで通知されます。

4:本審査

事前審査が通った場合は、次に本審査に移ります。

本審査では事前審査よりも詳細な書類や資料を用いて審査が行われます。

審査の内容は金融機関によって異なってきますが、多くの場合では購入希望物件の詳細情報や生命保険に加入するための健康状態などを確認されます。

本審査の結果が通知されるのは事前審査よりも長く、1~2周間ほどの期間が必要になります。

5:融資開始

無事に本審査を通過した場合は、手続き上の指定の口座に金額が入金され融資完了となります。

無理のないようにしっかりと返済していきましょう。

まとめ

今回は、住宅ローンを組む際の手続きの流れについてご紹介させていただきました。

住宅を購入することというのは恐らく一生に1回の大きなイベントですが、それと同じ様に、住宅ローンを組むことも一生に1回あるかないかでしょう。不備がないようにしっかりと準備をし、無事に融資を受けられるようにしたいですね。