光熱費が気になる人が確認しておきたい住宅選びのポイント

「毎月の光熱費の支払いが気になる」そんな悩みを抱えていませんか。光熱費を抑えるためには、住宅選びを慎重にする必要があります。購入した後に、光熱費を理由に住宅購入に悩まされてしまったら本末転倒。

住宅を購入する段階で、気を付ける必要があるのです。光熱費を抑えることができる住宅を選ぶには、何に注意したらいいのか？住宅選びに悩んでいる人は、参考にしてください。

都市ガスそれともプロパンガス？

まず確認した方がいいのが、都市ガス・プロパンガスのどちらに対応しているかです。ガス代は、都市ガスの方が安くプロパンガスは高くなる傾向にあります。

なぜプロパンガスの方が高いのか？大きな理由が、プロパンガスを運ぶ人が必要だからです。プロパンガスは定期的に交換が必要なため、人手が必要になります。街中で、プロパンガスを積み込んだトラックを見た経験が無いでしょうか。

当然彼らには、給料が払われています。彼らに払われる給料を確保するために、プロパンガスの料金を高めに設定されているのです。もし、現状でプロパンガスの節約を考えるのであれば、プロパンガス会社は自由料金制なので会社を選ぶことができます。より安い会社へ変更してみてはいかがでしょう。

夏の暑さ・冬の寒さには、窓が大きく関係しています。断熱性能が低い窓だと、夏は外からの熱気が原因でエアコンをつけても部屋が涼しくならない。冬は窓から熱が逃げてしまい、温かくならない。

さまざまな弊害が発生します。住宅選びをする際は、断熱性能が高い窓が使用されている住宅を検討してみてはいかがでしょうか。特に中古住宅の場合には、この断熱性能が施されていない場合も多くあります。一言に断熱性能が高い窓といっても、各メーカーからさまざまな商品が販売。

音が漏れにくいなど、プラスの効果が付加されている窓も販売されているので、知っておくと住宅選びの際の参考になります。

部屋数は、光熱費と大きくかかわってきます。部屋が区切られていれば、それだけ空気の流れが悪くなる。空気の流れが悪い＝エアコンをつけても、暖気や冷気が行き届かなくなります。

そのためエアコンを最大運転にする必要が出てきて、電気代の高さにつながっていくし、部屋ごとにエアコンの設置をすることになると工事代だったり電気代もかさみます。住宅選びをする際は、不必要であれば部屋数を減らすだけでも電気代の節約になります。

住宅に住み続ける限り、ずっと付き合っていく必要があるのが光熱費です。光熱費には、家の構造や性能が大きくかかわっているので、工夫だけで減額するのは簡単なことではありません。

だからこそ、家選びの段階で光熱費を意識していくことが大切でしょう。光熱費がかかりにくい家には、一定の特徴があります。

住宅選びをする際は、間取りやデザインだけではなく生活の維持にかかるお金にも注目していきましょう。