カーペットと健康被害の関係性とは!?

カーペットの日常の掃除は心がけていますか?

カーペットには多くの汚れが付着しています。髪の毛や食べかす、油成分や水溶性のシミ汚れ、それだけでなく臭いまでも発生する可能性があります。

このカーペットの汚れは、フローリングの汚れよりも付着しやすく、また掃除による汚れの除去もカーペットの仕様の方が簡単ではないことを容易に想像できるのではないでしょうか。

カーペットはダニのすみかであることは間違いありません。

つまりは、日常の掃除を怠れば、カーペットのダニの死骸がハウスダストとなるだけでなく、ダニのフンもアレルギーによる健康被害を発生させることになります。

このハウスダストによっての原因で起こる病気は、アレルギー性喘息やアトピー性皮膚炎といった症状が考えられ、先のフローリング床よりもアレルゲン量(アレルギー症状を引き起こす原因)の蓄積は多くなると考えられます。

このような病気による症状を和らげるには日常の掃除はもちろんのこと、定期的な丁寧な掃除も必要となります。

カーペットの日常の掃除と丁寧な掃除とは?

ダニの発生を抑制しなければ、何カ月も経てば何十倍どころではなく、何百倍、何千倍とダニを発生させる程に、ダニの繁殖力はもの凄く、健康被害を発生させてしまいます。

ダニの発生原因となるのが、住宅環境の変化です。近年では床暖房だったりエアコン、加湿器といった便利さがゆえの原因があり、高温多湿な環境を生み出してはカーペットのダニを発生させます。

また、カーペットには栄養分となるエサがたくさんあり、食べかすや髪の毛もダニの栄養分となります。

そのようなカーペットによる健康被害を受ける生活環境を避けるためには、日常の清掃はもちろんのこと、定期的な丁寧な掃除を行わなければダニの問題だけでなく、臭いまでも発生させることにもなりますので注意が必要です。

カーペットの汚れは、ハウスダストと臭いの発生です。

そこでカーペットの日常の掃除といえば掃除機掛けです。 最近の掃除機は吸引力も開発により、格段と強力になっただけでなく、ハウスダスターセンサーなる機能も備えた掃除機もあり、センサーによる汚れの判断ができる掃除機も開発されています。

しかしながら、日常の掃除機掛けでは完全ではなく、さらに丁寧な掃除も定期的に必要となります。

ダニは高温で死滅します。たとえば高温のスチームアイロンを使用しては、繁殖し続けるダニを殺し、その後に掃除機で吸い取ることも効果的で丁寧な掃除として、ぜひやっていただきたいと思います。

また、ダニの栄養分となる汚れの除去は、掃除機で行うことだけでは完全ではなく、ジュースやお酒といった水溶性の汚れや食用油といった油性といった掃除機では取れない汚れも除去する丁寧な掃除が必要です。

カーペットの掃除はどのようにすればよいのか!?

カーペットについての掃除については、普段行う日常的な掃除と特別な掃除、つまりは特殊クリーニングと分けて考えてみましょう。

まずは、普段行う日常的な掃除です。

まずは思い浮かぶ日常のお掃除といえば、掃除機かけやコロコロ回すカーペットクリーナーではないでしょうか?

また、飲み物によるこぼしたシミについては、素早く拭き取るといったところでしょう。

特に飲み物によるシミについては、長時間放置すると固形化といった化学反応により、汚れを落とすことは困難になるなるため、手遅れになる前に気づいたときに拭き取りましょう。

正しい掃除機のかけ方とは?!

近年、掃除機そのものの性能は、とても向上し高性能ではあります。

そして、掃除機には従来のコード式のタイプとコードレス式のハンディタイプがあります。

コード式は、とても吸引力が強い反面、移動に不便といったもの。

逆に、コードレス式のハンディタイプは、手軽で移動に快適である反面、吸引力がコード式に比べれば弱いといった難点があります。

いずれにしろ、掃除機の機能を最大限に発揮するには、ある程度の基本となるような掃除機のかけ方がありますのでそれをお話ししましょう。

基本の掃除機のかけ方1…掃除機はゆっくりかけるのが基本です。いくら吸引力が強くとも限界があります。あまり早く掃除機の移動を行うと、汚れを吸引する前に移動し、また次の箇所も汚れを吸引する前に移動してしまい、その繰り返しが続けば、結局汚れがほとんど吸引できなくなってしまったということになってしまいます。

基本の掃除機のかけ方2…掃除機のノズルはT型が普通です。つまりはT型の中央部分がどうしても吸引力が一番強くなるため、左右脇の末端側では吸引力が弱まるので、どうしても吸い残しが発生します。そのため掃除機のノズルは、床に対して均等に平行移動をして細かく移動しなければなりません。

基本の掃除機のかけ方3…カーペットの掃除機かけは、毛の向きを注意してみなければいけません。カーペット汚れは毛と毛の間にたまっています。毎日毎日その上を人が歩行するため、毛が踏み倒れて汚れが毛の間に挟まれています。掃除機をかけるには、毛を立たせるように吸い取る必要があります。

基本の掃除機のかけ方4…掃除機には日頃のメンテナスが重要となります。当然に掃除機本体にゴミがたまると吸引力が弱るため注意が必要です。また、最近のサイクロン式のような掃除機本体に紙パックなど設置しないタイプやコードレス式ハンディタイプは、積載量が少ないので毎回本体から捨てるように心掛けなければなりません。また、吸い口部分(T型ノズルなど)には髪の毛や粘着性の強いものが付着したままの状態もあるので、そうなると同じように吸引力が弱まるので、定期的に吸い口部分もきれいにメンテナスする必要があります。

カーペットの特殊クリーニングとは?

ズバリ!!カーペットの特殊クリーニングとは!?

…専門業者に頼むことです!!!

うん?…なんだよ、自分でどうにかなると思ってたのにガッカリだよ!

…すいませんがそれが正直な気持ちです。

しかしながら、それでは話が終わってしまいますので、もうちょっと詳しく話を進めます。

これからご説明するカーペットに対する特殊クリーニングについては、自己責任でお願い致します。なぜなら専門性が高い清掃提案となるからです。

まずは詳しくお話する前に注意点があります。

注意!!汚れを落とす前にカーペットの間取りうち、目立たない部分にてのテストクリーニングをお願いします。なぜなら、カーペットを色落ちさせてしまう可能性があるからです。

では、どのような特殊クリーニング方法があるのか!?

カーペットに付着する汚れにはいくつかあります。その汚れの種類を知ることで清掃方法も変わります。

①油性のシミ汚れ…食用油だったりマヨネーズ、油性マジックなどの汚れです。まずは汚れている部分に対して霧吹き等で湿らせます。そしたらベンジンやアルコール(マニュキュア除光液も可能)をタオルに含ませて、叩くようにして、これを何回も繰り返してシミの部分タオルへ染み込ませて拭き取ります。

②水溶性のシミ汚れ…ジュースだったり醤油やソース、牛乳、コーヒーなどの汚れです。当然汚れは時間とともにカーペットの細部まで浸透して、化学反応を起こすまで放置すれば手遅れの可能性があるので、こぼした時に瞬時に拭き取ることは油性のシミに対しても同様です。まずは、シミに対してタオルなどでシミを叩くようにして汚れをタオルへ染み込まして拭き取りましょう。それでもシミが落ちない場合は中性洗剤(食器用洗剤も可能)を薄めて同じようにシミを叩くようにしてタオルへ染み込ませましょう。

③カーペットに付着したガム汚れ…ガム汚れに対しても油性のシミ汚れ同様にベンジンやアルコールを使用します。ブラシなどで固まったガムは取り除き、残ったガム汚れに対しては、叩くようにベンジンやアルコールにより溶かす感じで汚れを拭き取ります。

④カーペットに付着した血液汚れ…カーペットに付着した血液の汚れは、油性や水溶性、ガム汚れとは性質が違います。そもそも血液は液状である弱アルカリ性ですが、時間が経って汚れに変わるときには酸化して凝固します。そこでこの血液の汚れを落とすのが酸性に対するアルカリ成分が効果を発揮します。それはアルカリ性石鹸や漂白剤、セスキ炭酸ソーダを使用します。上の作業方法同様に叩くようにして拭き取ってください。ここで注意してもらいたいのが、たとえ石鹸や漂白剤でシミが取れたとしても、石鹸や洗剤成分が付着したままにならないようにしっかりと水で拭き取ることも重要です。

⑤カーペットの臭いの除去…臭いの原因となる物質は酸性化された物質です。上の血液と同様に酸性に対する対処法はアルカリ性です。そこで酸性の臭いを中和させるものが弱アルカリである重曹がとても効力を発揮します。重曹をぬるま湯に溶かして雑巾にその重曹水を浸みこませて、カーペットを拭きます。また、粉末状の重曹をカーペットに振りかけて、その重曹を掃除機で吸い取ることも臭いをとる有効な方法となります。

いかがでしょうか?

以上がカーペットの汚れを取る特殊クリーニング方法となります。

…最後に念押しで、この掃除方法はあくまでも自己責任でお願いしますね。

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