シロアリの恐怖に遭遇の物語!?

内装も外装も新築並みに一新された中古戸建を購入して、親戚にも友人にも好評な自慢の家。

子供もすくすくと育ち元気いっぱい。

今日も部屋中をバタバタと動き回る子供をいつものように注意はするがなんのその、注意を無視して動き回っている。

そんな中、床の異変に気づきました。

「まいったなぁ、床がへこんでしまった…子供にはがっくし。」と。

ただ、その時は家も中古だし、そりゃあ、あんだけ子供が走り回っていたらしょうがないなとその時は自分に言い聞かせ納得しました。

その後も当然に子供を注意するが変化なし。

そんなある日のこと…

以前よりへこんだ床の部分の違和感が高くなり敷いてあるカーペットを気にしてめくり上げてみると。

「なんだこれ!!」

目の当たりにした床は腐って朽ちてしまったのです。

そこですぐさま建築に詳しい友人へ電話し状況を確認することにしたところ知人からは驚くべき答えが帰ってきました。

知人「そりゃあ、シロアリ被害だね。」

私はしばらく呆然としたが…

「このままではいけない、なんとかしないと」

と気持ちを切り替えてシロアリとの真っ向勝負に挑みました。

「駆除は自分でできるのかな?業者に頼むと費用は?その後の対策はあるのかな?…。」

(この物語は事実にもとづいたフィクションです。)

シロアリとは?シロアリ被害とは?

そもそもシロアリは、よく見るアリとは生態が異なり、アリ用の毒餌を撒いても効果はありません。また、シロアリとアリ(羽アリ)の区別も難しく、プロでなければ判断がつきづらいのです。

この厄介なシロアリ。発生時期や発生季節はなく、環境の条件さえ整えばいつでも生息、繁殖します。

その条件こそが、建築資材に使用される木材や紙といったものです。畳のイグサも好物です。

自然界では地中だったり木陰といった場所に普段は生息しているシロアリですが、大好物な建築資材に使用される木材や紙を求めて土中から床下へと環境を変えて生息するということです。

さらに、床下はシロアリにとって常に暖かくて湿度が高いため、生息には追い風となり繁殖をし続けます。

この害虫となるシロアリの発生原因がわかったところで大切な家に対してどのような被害をもたらすのでしょうか?

シロアリは土中から床下のコンクリート(経年劣化や施工不良)ヒビの隙間から侵入していきます。

そして木材などを食べて、さらに水を求めて土間や浴室といった場所のわずかな隙間もくぐり抜けて床上にも上がってきます。

つまりは、土台や柱をボロボロにするだけでなく、最悪建物の倒壊といったことにもなります。

シロアリ繁殖を放っておくと家の腐朽が広がり、資産価値が下がるだけでなく、多大な費用をかけての補修工事が必要となってしまいます。

まずは自分でできるシロアリ点検をしてみましょう

では、どのように自分でシロアリ点検を行えばいいのでしょうか…。

まずは準備です。

多くのシロアリの繁殖は床下となり、普段では見ることのない家の廻りの点検となるため、動きやすい服装で、作業服があればベストです。

次に当然に電気が通らない部分となりますので懐中電灯は必要です。

また身を守るためのマスクや軍手といったものも必要です。

そして、ここで忘れてはいけないのが…カメラです。

自分での対策では困難であることも想像できます。その場合はカメラで被害部分をあらかじめ撮影しておくことで、その後の業者への説明も楽になることでしょう。

準備ができたら…

まずは床下を確認することが必要となります。

和室の畳を上げてみましょう。そこに床板があれば、はずしてみての点検。

また、床下に物置入れがあれば、シロアリの通る土がまたがる道がないか、または点検口があることもあるので、そこから確認することもできます。

ただし、床下の状態が漏水によっての過剰な不具合によるシロアリの発生を確認した場合には、電気配線の漏電も考えられるため、自分での点検は命に関わるので、専門業者へのお願いをすることを必ずおススメします。

シロアリの予防や駆除について

先日のブログでの案内にて、おおよそのシロアリについては分かっていただけたかと思います。

では、シロアリの繁殖に対しての予防や駆除方法はあるのでしょうか?

そもそもシロアリの主食となるものは、木材や紙といったものです。そして日本では主にヤマトシロアリの被害が多いとされます。

このシロアリ被害の現状を放置してしまうと、何万頭と増殖をし続けた一頭一頭のシロアリが、体の半分程まで木材を体に食することを毎日行ってしまえば、悪い意味で塵も積もれば山となり、家屋の木材をあっという間に食べ尽くしてしまうことは想像できるでしょう。

まずは予防としてですが、戸建には基礎部分にコンクリートが使われており、建築設計によって通気口が設置されています。

その通気口を塞ぐようにエアコンの室外機や物が置いてあると換気がうまくいかず、シロアリにとっての好条件の湿気のある環境となり増殖を行うため、通気される状態は必ず保つこととしましょう。

そしてシロアリの発生を多く確認した場合には、どのような対策での駆除が必要でしょうか?

そもそもシロアリを駆除をするには、おおもととなる巣を探さななければなりません。

このシロアリの巣がやっかいで土の中だったり、隙間を通って壁の中だったと発見しにくい場所となります。

素人には難しいため、駆除業者への依頼がいいとは思いますが…。

シロアリには一定の行動がみられるため、シロアリの通る道、通称「蟻道」といったシロアリの通る道には土が堆積し、そこが道のようにできることになります。

つまり、その先が巣となります。

そこに対して木部処理剤となる駆除薬剤を散布します。

やっぱり素人にはシロアリ駆除は無理かな…!?

専門知識もないし、危険性もあるみたいだし、そもそも素人にシロアリ駆除は可能なのか?

素人にもシロアリを駆除できるかどうかの答えは、できないこともない、いやいやできない、という答えしかアドバイスはできません。

当然に自分でシロアリを駆除することできるれば、最大のメリットである費用がかからないということでしょう。

その反面、デメリットは危険性だけでなく、適正な駆除対策をしているかの判断がつかないというところでしょうか。

早期の段階であれば自分での駆除は可能でしょうが、シロアリ被害がかなり進行していれば素人での駆除は厳しいということです。

つまり自分でもできる駆除の範囲以内の被害かどうかを判断できないことが、自分で駆除する場合の最大のデメリットと言えるでしょう。

では、シロアリ駆除業者に頼むことのメリットデメリットとは?

最大のメリットは、現状のシロアリ被害を専門家から見て被害状況を把握できたり、適切な駆除や今後のシロアリ対策、対応が容易にできることでしょう。

建物の被害に対する危険性や危険性に対する建築補強だったりと未来に向けての展望がたてやすくなることがメリットといえるでしょう。

反対にデメリットは、依頼した駆除業者は信頼のできる業者なのか?駆除費用が適正価格なのかといった判断は、素人には難しいということでしょう。

シロアリ駆除業者へ依頼する場合の注意点とは!?

やっぱり自分での駆除は自分では無理だとなれば、シロアリ駆除業者に頼まなければなりません。

…ズバリ言います。

自分でやるか、業者に頼むかで悩んでいるのであれば…シロアリ駆除業者へ頼みましょう。

では、どのように探せばいいのでしょうか!?

まず業者を選定するには、その業者には専門知識やシロアリ駆除に対する実績がどのくらいあるのかが選定する際の基準となります。

一概にはいえませんが、よくある「なんでも屋」さんもシロアリ駆除を売り出していますが、知識や技術に疑問が残ります。

「なんでも屋」さん頼むのであれば、評判といった口コミの話での信頼性が重要となります。

そのような評判などの信頼できる紹介でなければ、やはり専門業者へ頼むことの方がよいでしょう。

ではシロアリ駆除専門の業者に依頼することとして話を進めましょう。

ここでも注意することはあります。

そもそも信用できる専門駆除業者なのか?ということです。

専門業者をうたって、実績や評判もなく、施工後には高額請求といったいい加減な業者も残念ながらいます。

そのようないい加減な業者を選定しないように注意しなければなりません。

注意点としては、その選定する業者が十分な知識を持っているかを質問してみることです。

使用する薬品についても説明できない、シロアリ被害についての十分な調査もせずに簡単に見積金額を出す業者は、信頼することは難しいでしょう。

また、優良といえる業者には、しっかりとした写真説明などでの調査結果の報告があり、施工後にはアフターサービスがあり、一定期間の保証期間(保証書)があるので、これらも選定判断する重要な一つともいえるでしょう。

あきらかに素人でもわかるような高額な費用だったり、安価な費用(オプションでの追加請求)だったりは言うまでもなく選定除外となります。

上のことを参考にして頂き、 適正なシロアリ駆除業者を選んでもらい、少しでもあなたの助言になればと思っております。

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