1人暮らしは、これまで実家から通っていた方としては、身の回りのことを全て自分でやっていかなければならないため、何かと慣れるまでに時間がかかってしまうかと思います。そのため、1人暮らしに慣れる前に、親とトラブルになってしまう事もあるかもしれません。今回は、そんな1人暮らしの際の親とのトラブルについて、事例とそのトラブルをどうやって防いでおけばいいのかについて、ご紹介させていただきます。

1人暮らしに多い親とのトラブルとは?

1人暮らしに多い親とのトラブルとして、以下の点が挙げられます。

家賃の滞納に関するトラブル

部屋が汚いことに関するトラブル

主にこの2点が、親とのトラブルになりやすいと言えます。では、1つ1つみてみましょう。

家賃の滞納に関するトラブル

1人暮らしをしていると、中々、貯蓄ができない点が背景としてあります。このため、固定費の中でも、その比率が大きい家賃の支払いが滞ってしまう可能性も大きくなっています。この際、親から仕送りを貰っていれば良いですが、仕送りがない場合は、借金をして家賃を支払うようになってしまいます。

短期間であっても、借金をして家賃を支払うのは、避けるべきですが、この状態が長期間続いてしまうと、かなりの額となってしまい、最終的には、親が全額弁済する必要が出てきてしまいます。

部屋が汚いことに関するトラブル

1人暮らしと実家暮らしとの違いは、掃除を自分でしなければならない点が挙げられます。例えば、燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ごみと分別して、決められた曜日にゴミを出す必要があるので、これをしっかり守れないと、ゴミが部屋に溜まってしまいます。

ゴミが溜まってしまって、どうにもならない状態になってから、親になんとかしてもらおうと思うと、トラブルの基となってしまいます。

トラブルを防ぐためにはどうすればいいの?

では、これらのトラブルを防ぐためには、どうすればいいのでしょうか。まず、家賃の滞納に関するトラブルですが、これは、1人暮らしが落ち着くまでは、可能であれば、親から仕送りをもらえるかどうか、確認しておきましょう。また、家賃補助の制度が会社にないかどうかも確認し、適用対象であれば、活用しましょう。

それ以外にも、他の支出で無駄な支出がないか確認し、貯蓄ができる体質にしておくことも重要となっています。また、家賃が高すぎないかどうかも今一度検討してみるとよいかと思います。都内でも、1Rで月3万円~4万円の物件も探せばありますし、シェアルームという選択肢もあります。

これらの対応をやってみて、家賃の滞納を防ぎ、親とのトラブルにならないようにしましょう。

また、部屋が汚いことに関する親とのトラブルですが、自分住んでいる市区町村のゴミ出しの曜日はしっかりと確認しておきましょう。定期的にゴミ出しを行うことを習慣化できれば、自然とゴミを出せるようになります。一方で、ゴミが溜まりすぎてしまい、どうにもならない場合でも、清掃業者に頼んで、一旦大掃除して、リセットしてみてもよいでしょう。自分で処理できない程、ゴミが溜まってしまっている場合は、専門の業者に頼み、親とトラブルになる前に、まずは自分で解決する方法を探して、実行することをオススメ致します。

まとめ

1人暮らしは何かと慣れるまでに時間がかかってしまいます。その間に、家賃の滞納であったり、ゴミ出しを怠ってしまったりといった問題が発生してしまうこともあります。そのため、大きなトラブルになる前に、問題がないかどうか確認し、小さいことからコツコツと取り組んでみましょう。また、自分1人での解決が厳しい場合は、自分から親に相談し、一緒になって解決する道を模索してみてもよいかもしれません。