引っ越しを行い新しい住所になる際に、郵便物の転送手続きを行わなければなりません。
転送手続きを行わないと、引っ越しをした後も同じ住所に郵便物が届いてしまい、重要な書類が受け取れない可能性があります。
では郵便転送手続きはどのような手順で行えばいいのでしょうか?また転送サービスには気をつけなければならない点が、いくつかあります。
今回は郵便転送手続きについてお伝えしていきます。
●こんな人に読んでほしい記事です
・郵便転送手続きについて詳しく知りたい
・気を付けるべき点は
郵便転送サービスとは?
郵便転送サービスとは、引っ越し前の旧住所に届く郵便物を、新しい新住所に転送をしてくれるサービスです。
自分が把握している企業であれば、事前に住所変更を伝えることができますが、把握していない企業からのDMは住所変更を伝えることができません。
そのため、転送サービスを使うことで一定期間、旧住所に届く予定の郵便物が新住所に届くようになります。
郵便物の中には大切な物もあるため、必ず引っ越し前に転送サービスの設定をしましょう。
転送サービスの登録方法は?
転送サービスの登録方法は非常に簡単。
近くの郵便局の窓口に転居届を出しておくだけで、1年間、旧住所あての郵便物等を新住所に無料で転送します。
転送期間は届出日から1年間で、転送開始希望日からではないので期間に注意しましょう。
転送サービスは1年間過ぎると終了してしまうので、期間内に各企業や自治体への住所変更を行うようにしてください。
窓口に持っていくものは?
窓口に持っていくものは以下の通りです。
1.個人の転居
ご本人(提出者)の運転免許証、各種健康保険証など
2.会社、団体等の転居
社員証、各種健康保険証など窓口へお越しになる方と会社、団体等との関係が分かるもの(転居届の「届出人氏名印」欄には、代表者の氏名の記入および押印をお願いします。)
<旧住所の記載内容の確認>
転居者の旧住所が確認できる運転免許証、パスポート、個人番号カード、住民基本台帳カードまたは住民票等、官公庁が発行した住所の記載があるもの
※日本郵便HPから引用
日常的に使うものなので、特別な負担はなく簡単に転送サービスを申し込むことができます。転居をする際は、早めに転送サービスを申し込むことをおすすめします。
インターネットでも簡単に行える
「窓口に行くのが大変…」「コロナが怖くて人と接触をしたくない」こういった方も多いかと思います。転送サービスはインターネットからも簡単に行うことができます。
具体的な利用方法は以下の通りです。
1.スマートフォンか携帯電話を用意(ない場合は利用ができません)
2.ゆうびんIDの新規登録を行う
3.日本郵便のHPにいき受付ページに移動
4.必要情報の入力
5.手続き中に表記される転居届受付確認センターへ電話
4.作業完了。1年間郵便分が新住所にとどきます
簡単に手続きができるので、インターネットから登録するのをおすすめします。
転送されない郵便物もあり
荷物の転送は「日本郵便」が取り扱うものだけです。民間の業者が運んでくる荷物は
転送されません。
また「転送不要」と書かれた郵便物も転送サービスを利用できません。
転送サービスで100%荷物が新住所に届くわけではないことを理解しておきましょう。
転送サービスを登録したら早めに住所変更の手続きを
転送サービスはあくまで一時的な処置です。期限は決まっていますし、100%荷物が転送されるわけではありません。
転送されてきたものを確認しつつ、荷物の送り主に新しい住所を伝えていきましょう。
転送サービスは引っ越しをする際には、必ず行い大切な荷物が届かないということを
防いでいきましょう。