私達人間の生活とゴミは切っても切り離せない関係にあります。
生活していくためには様々な日用品を消費しなくてはいけませんし、料理を作る際には生ゴミなども必ず出てしまいますよね。
そして、そうしたゴミは基本的にゴミ置き場に捨てることになりますが、そのゴミ置き場の中でも様々な問題が発生してしまうことがあります。
今回は、ゴミ置き場でよくある問題や、ゴミ置き場の環境を改善するための方法についてご紹介していきたいと思います。
カラスがゴミ置き場を荒らして困っている
ゴミ置き場のトラブルとしてよくあるのが、カラスによる被害です。
家庭から出る生ゴミなどは野生のカラス達にとっては貴重な食料となりますので、積極的にゴミ置き場を荒らしに来ます。
こうしたカラスへの対策をするためには、中身が見えない黒いビニール袋を使用するのが効果的(半透明ビニール指定など、各自治体の指示に従って下さい。)です。
カラスを始めとした鳥類は基本的に視力に優れている傾向があるため、空の上などの遠くからでも物がよく見えます。
そのため、中が透けて見える透明なビニール袋の場合、中に生ゴミなどが入っていると一目で分かってしまいます。
しかし中が見えない黒いビニール袋の場合はカラスにとってもエサがあるかどうか判別出来ないため、寄って来にくくなります。ぜひ試してみてください。
動物がゴミ置き場を漁りに来る
ゴミ袋の生ゴミを狙ってくるのは何もカラスばかりではありません。野良猫などの野生の動物も同じです。
こうした野生動物がゴミ置き場を漁るのを防ぐためには、ゴミステーションの設置をするのがいいでしょう。
ゴミステーションを設置して、その中にゴミを入れておくようにすれば動物たちは容易に手出しすることが出来なくなってしまいます。
そして、ゴミが漁れない状況が続くと次第に餌場として不適切な場所と認識されるようになるので、徐々に野生動物が近づく頻度も減っていきます。
ゴミが分別されず無造作に捨てられている
ゴミ置き場にゴミを出すのはいいものの、ゴミが分別されず無造作に置かれており、ゴミ捨て場が散らかった状態になってしまうというのもよくある問題です。
こうした問題を避けるためには、ゴミ置き場のどの位置にどのゴミを置くかなどが分かりやすいように立て札を置くなどして、ゴミの種類を表示しておくのがいいでしょう。
どこがどのゴミ用のスペースなのかが分かりやすくなることで、置く場所が分からずとりあえずでのゴミを置くということがなくなりますし、しっかりとルールが設けられることでゴミを適当に置くことに対する罪悪感も生まれるようになります。
まとめ
今回は、ゴミ置き場の環境を改善するための方法についてご紹介させていただきました。
ゴミ置き場は私達が清潔で健やかな生活を送る上で必要な場所ですが、ゴミ置き場だからといって汚くても仕方ないというわけではありません。しっかりと秩序を作り、整理整頓しながら使用していきましょう。