日本は世界的に見ても有数の災害大国。

いつ地震や台風の自然災害に襲われるかわからないため、いざという時に身軽に動けるようにしておく必要があります。

では具体的にどんな災害道具を用意しておけばいいのでしょうか?

今回は家に置いておきたい、災害道具をご紹介します。

●こんな人に読んでほしい記事です

・必要な災害道具をしりたい

・災害時に気を付けることは?

防災グッズは用途に合わせて用意しよう

防災グッズと一言で言ってもさまざまな種類があり、自分の用途に合ったものを選ばないと荷物になる可能性があります。

阪神淡路大震災を機に設立された防災研究機関の「人と防災未来センター」が提言をしています。

防災・減災グッズを0次(最低限の非常用品)1次(3日分の防災グッズ)2次(自宅に置いておく備蓄品)と3段階に分けることが大切と提言されています。

3つに切り分けることによって自分にとって必要な物、用意しなければいけない物を理解することができます。

今回は2次に当たるものをご紹介します。

備えあれば患いなし!家に置いておきたい防災グッズは?

以下のものを備えておくことをおすすめします。

●貴重品

・印鑑

・現金(カード使えない可能性あり)

・通帳

・母子手帳

・健康保険証等の貴重品

●情報収集系

・携帯ラジオ

・電池

・スマホモバイルバッテリー

・手動充電器

●薬系

・常備薬

・生理用品

・スプレー

・虫刺され防止

・塗り薬

・除菌ジェル

●生活用品

・紙皿

・紙コップ/使い捨てスプーン・箸

・ウェットティッシュ

・ビニールシート

・簡易トイレ

・トイレットペーパー

・靴下、下着、着替え、タオル

・懐中電灯

・子ども用おもちゃ

・水のいらないシャンプー

・ブランケット

・ガスボンベ

・ガスコンロ

・調理器具

・新聞紙

・ナイフ

・雨具

・防寒具

●食料品

・水(1人1日2リットル以上×7日分)

・食品(レトルト、缶詰、栄養補助食品、お菓子など)          

・加熱せず食べられるもの

代表的な物は以上です。いきなりそろえるのは大変かと思いますが、災害に備えて早めに準備をしておきましょう。今では「防災グッズセット」としてセット販売されているパターンも数多く見受けられます。

そういったセットを購入して対応するのも一つの対策といえるでしょう。

防災グッズは家のどこに置いておくべき?

防災グッズをそろえた後に困るのが置き場。いざという時にすぐに取り出せる場所を選ぶ必要がありますが、あまり邪魔になる場所に置いておくと、日常生活に支障をきたします。

おすすめの場所は以下の通りです。

1.玄関…一番適している場所です。災害が起きた際に、ささっと防災グッズを持って逃げることができます。

下駄箱に収納できるのであれば、玄関に防災グッズを置くことをおすすめします。

2.キッチン…キッチンに置いておくことで、賞味期限が切れそうな食べ物を調理して、その後補充をするというサイクルを作ることができます。非常食は放っておくと意外と賞味期限切れが発生します。非常食を管理しやすいという面でキッチンに防災グッズを置くのもおすすめです。

3.家の2階…海が近かったり床上浸水をしてしまう場合は、2階に置いておくのもいいかもしれません。

防災グッズは水浸しになってしまうと使えなくなってしまうものも少なくありません。普段は2階の取り出しやすい場所においておきましょう。

防災グッズは早めに準備をしよう!

上述した通り日本は災害大国です。いつどんな時に大きな災害にあうかはわかりません。

大きな災害にあったときに備えがあるかないかだけで、その後の生活は大きく変わっていきます。

特に家族や子供がいる方は一段と準備が必要となってくるでしょう。

自分や大切な家族を守るためにも、防災グッズをしっかりと備えておきましょう。