住宅を購入する人が後回しにしがちなのが、周りの環境の確認です。住宅を購入する際は、どうしても舞い上がりがち。周りの環境よりも、住宅のデザインや部屋数などを重視する人もいます。

しかし実際に暮らし始めると、周りの環境が原因で後悔する人も少なくないのが現状です。せっかく素敵な住宅を購入するなら、絶対に後悔したくない!

そんな人は、ぜひ注意が必要な住宅周りの環境を知ってください。

近くに畑・森がある

特に郊外へ引っ越す方は、畑・森がある住宅には要注意!昼間には分からなくても、夜中になると虫が大量によってくる可能性があります。畑・森には、さまざまな虫が生息。多くの虫は日が明るいうちは、おとなしくしています。

しかし夜になると一転、活発になり光に向かって集まってくるのです。身近にある大きな光を放つ存在と言えば、外灯・自動販売機・住宅の照明です。

カーテンを開けたら、窓に虫がびっしり。こんな事態を避けるためには、近くに畑・森がある住宅を避けた方が無難です。

重要な施設までの距離が遠い

郊外への住宅を購入する前に、銀行・郵便局・役所などの重要な施設までの距離を測っておかないと後で面倒なことが起こります。

重要な施設に行くまでの距離が遠かったら・・・どうなるでしょうか。緊急の用事があってもすぐに向かうことができず、手続きに支障を来す場合も。またお金が必要になるたびに、遠い銀行や郵便局に行くのは骨が折れます。

重要な施設は、遠くにあるよりも近くにあった方がずっと便利です。普段どんな施設を使用しているか?1度考えてから、住宅の購入を検討してみてください。

交通の便が悪い

車を所有している人でも、遠出をする際や車が壊れたときなどにバスを利用する機会が出てくる可能性があります。そんなときに、交通の便が場所によっては不便です。

たとえばバスが1日に数本しか来ない・そもそもバス停が非常に遠いなど、交通の便について確認しておくことが大切になってくるでしょう。

交通の便については、実際に現場まで行かなくても地元の交通局の公式サイト等で確認できます。

郊外の住宅の周りの環境は時間をずらして観察する

住宅の周りの環境を正確に知るためには、少しずつ時間をずらして確認するのをおすすめします。なぜなら昼間の時間帯と夜の時間帯とでは、同じ場所でも全く違った顔を見せます。

昼間は分からなかったけど、夜中に行ってみると外灯が少なくて歩くのが不安。道路の舗装がされていないので、夜中に歩くと危険。さまざまな点に気づけます。

気になる住宅を見つけたら、すぐに購入するではなく周りの環境をじっくりと観察するようにしましょう。

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