中古住宅は、リーズナブルな価格で家を持てることから人気になっています。そんな中古住宅ですが、実は購入する前に確認しておいた方がいいポイントが存在。知らずに中古住宅を購入すると、後悔するリスクが高まります。

この記事では、「中古住宅を購入したけど、何だか不安」「中古住宅を購入する際は、何に注意したらいいの?」

そんな気持ちを抱えている人向けに、役立つ中古住宅の知識を紹介します。中古住宅に興味があるけど、注意点を知ってから購入したい人はぜひ参考にしてみてください。

住宅の重要な部分に劣化が無いか

中古住宅を購入する際に、1番に気を付けておきたいのが重要部分の劣化です。住宅の重要部分とは、主に以下の3つを指します。

・屋根

・外壁

・基礎

屋根は風雨にさらされるため、塗装がはがれている可能性も。外壁もひび割れの状態を放置すると、いずれは漏水する恐れがあります。基礎の部分が悪くなっていると、最悪住宅が傾くなどのリスクが・・・笑い事ではありません。

年数にもよりますが、中古住宅は何らかの問題を抱えている場合があります。中古住宅を購入する前に、専門の業者に点検してもらうなどの対策が必要になってくるでしょう。

天井の状態

天井を確認するだけでも、戸建住宅の状態を知ることができます。たとえばひび割れ、ひび割れが起きているのは住宅全体が傾いている初期症状である可能性も。また天井の滲んだようなシミは、過去に起こった雨漏りが原因の場合があります。

天井に異常があると、状態によっては落下してくる恐れが考えられるので注意するようにしましょう。

窓やドアの開閉がスムーズにできるか

「中古住宅だから、窓やドアの開閉がスムーズにできないのは仕方がない」そんな風に、自分を納得させるのは危険です。窓やドアの開閉がうまくいかないのは、最悪住宅が傾いているのが原因である可能性があります。

人の感覚は自分で思っているよりも繊細。ちょっとした住宅の傾きも、敏感に感じ取ってしまう人がいます。感覚が敏感な人が傾いた住宅に住むと、頭痛やめまいの原因になる恐れも。

目当ての中古住宅の窓やドアの開閉がスムーズにいかなかったら、住宅の傾きを疑うことが大切です。

中古住宅を購入する際は冷静な見極めが必要

中古住宅には、当然にメリットとデメリットの両方が存在します。「家をリーズナブルに持てる」などのメリットがある一方で、「劣化による漏水や傾き」といったデメリットも。

少しでもデメリットがあれば不安を感じがちですが、それは新築住宅も同じです。大切なのは、正しく見極めて対策をすること。

たとえば外壁がひび割れているなら、専門の業者に頼んで修繕してもらうことが可能。壁紙のめくれ程度の問題なら、短い工期で直してもらえます。中古住宅の購入によって、自分がどれだけ得をするのか。

問題があったら、どれだけ対応ができるのか?あらかじめ考えてから、中古住宅の購入を検討するのをおすすめします。