玄関扉のリフォームを考えているけど、いろいろと種類があるし、とても悩む。それぞれの玄関扉の特徴を分かりやすく解説

玄関扉にはさまざまな種類が存在します。それぞれに特徴が全く異なるため、玄関扉をリフォームする際に何にしたらいいのか迷ってしまう人も。

そこでこの記事では、玄関扉の種類とそれぞれの特徴について解説していきます。片開きドア
のメリットは？逆にデメリットは？玄関扉について気になる人は、参考にしてみてください。

片開きドア

玄関扉の中では、最もポピュラーなタイプです。1枚の扉で構成され、内側または外側に押して開きます。シングルタイプともいわれ、ほとんどの住宅で片開きドアが使われています。

片開きドアに1つの窓があるタイプを片袖FIX。2つの窓があるタイプを両袖FIXといいます。片開きドアのメリットは何といっても、広いスペースを必要としない点です。

大きな扉はそれだけスペースを広く取る必要があり、靴箱や傘立てなどを置きづらい特徴があります。対して片開きドアは必要なスペースを狭くできるため、家具を置く空間が確保されやすいです。

ただ大きな荷物を入れにくいデメリットもあります。

左右の扉を開くタイプの玄関扉です。大きな開口が得られ、重厚感を感じさせます。大きな開口が得られるメリットは、荷物を入れやすい点です。

たとえば家具を搬入する場合、大きなサイズだと玄関から入らずリビングの窓から入れるケースも。両開きドアなら、比較的大きな家具でもスムーズに搬入できます。

ただ多くの場合に設置するのに、広いスペースが必要になるのはデメリットといえるでしょう。

片開きドアに、小さな扉を横に合体させた玄関扉です。子扉も開閉できるため、片開きドアと比べて大きな開口が得られます。両開きドアほどではありませんが、荷物を入れやすいのが特徴。

子扉の部分に窓はないため、裏に傘立てを置いておくこともできます。片開きドア・両開きドアの良い部分を持っているタイプといえるでしょう。

ただ子扉の開閉を面倒に感じる人にとっては、大きなメリットがありません。

なんでもそうですが、玄関扉も選ぶ際には、メリット・デメリットを考えると失敗を防ぐことができます。窓がたくさんある両袖FIXは、光を家の中に入れたい人にとってメリットが高い。

一方で窓が多いことで、光が多く家の中に入り壁や家具の退色を早める可能性も。玄関扉には、それぞれにメリット・デメリットが存在します。

それぞれの玄関扉の特徴を知って、自分のライフスタイルや生涯コストを照らし合わせてみれば、失敗のリスクを下げることが可能。玄関扉をリフォームする際は、自分の家にどんな玄関扉が合っているかを考えることが大切でしょう。