子供が独立して余った部屋を、どんな風に活用していますか。そのまま放置している人は、ちょっと待って。住人がいなくなった部屋は、リフォームをすることでまた輝きだします。

まだまだ使える部屋をそのまま放置して、たまに掃除するだけ。それはもったいない。子供が独立した後の部屋をどう活用すれば良いのか?そのヒントとなる内容を紹介していきます。

余った部屋はそのままにせず、有効的に活用していきましょう。

老後のために子供部屋を書斎にリフォーム

書斎は文字通り、さまざまな本をゆっくりと楽しむことができる部屋です。本はかさばるため、寝室にすべてを置くことができないケースも。

書斎があれば、好きな本を自由に置けます。部屋の壁紙を変える・壁沿いに棚をつけるなど、リフォームの方法もお手軽。

多くの時間や費用をかけずにリフォームできるので、本好きにおすすめしたい方法です。ちなみに書斎は、自分の好きな楽器で音楽を演奏するプレイルームとして活用する人もいます。

場合によっては、音楽を演奏する際(ドラム等の生楽器演奏)は、防音リフォームが必要になるので検討が必要でしょう。

畳部屋としてリフォーム

畳部屋としてリフォームする方法もあります。元々部屋として使用されてきたので、床を畳に変えるだけで大丈夫。畳でゴロゴロしたり和風のインテリアを飾ったりと、さまざまな趣味の為の夢が広がるのではないでしょうか(茶室や書道部屋)。

座り心地が優しい畳は、年齢を重ねて弱った足腰を優しく支えてくれます。新たな寝室として使ってみるのも良いかもしれませんね。

リラクゼーションルーム

部屋の中のクローゼットや備え付けの棚を撤去して、何も置かず自分だけのリラクゼーションルームにするのはどうでしょう。リラクゼーションルームとは、心癒されるゆったり空間のこと。弱った心を整え、気持ちを落ち着けてくれます。

リラクゼーションルームの特徴は、目につくものが何もないこと。シンプルな空間で心を癒します。リフォームの方法としては、単純に余計な物を撤去して広い空間にするだけです。

撤去のための費用は必要になりますが、何かを足すといったことはないので費用は抑えられます。照明は極力減らすのがおすすめ。小さな光によって、リラックス気分がアップし自分だけの時間を満喫してみてはいかがでしょう。

せっかくだから余った部屋は積極的に活用するべし

子供が独立した後に、余った部屋をそのままにし、夫婦だけで暮らす家庭も少なくありません。ましてや余った部屋を維持するために、残ったローンを払い続けるのは何だかむなしくないですか。

部屋は使うことで部屋の意義を持ちます。趣味の部屋・1人の寝室・多目的スペース。活用方法はさまざま考えられますので、ちょっと冒険をして、部屋をリフォームして部屋に新しい役割を与えてみてはいかがでしょう。

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