自宅の間取りが原因で、ご近所トラブルに発展する可能性があることを知っているでしょうか。せっかく家を建てるなら、ご近所とも仲良くしていきたいですよね。

どんな間取りが、ご近所トラブルを引き起こすのか?気になる人は、記事を参考にしてみてください。

玄関ドアを開けるとすぐにリビングのドアがある

玄関ドアの前に、リビングのドアがある家は注意が必要です。リビングのドアが開いた状態で、玄関のドアを開けた場合どうなるでしょうか。そうリビングの内部が、玄関から見えてしまいます。

もしご近所の人が来たときに、リビングのドアが開いていたら(部屋の中が丸見え)・・・状況や相手の性格によっては、予期しないおかしな噂を流されてご近所トラブルに発展する可能性もなきにしもあらず。ご近所トラブルを避けるためには、相手に隙を見せないことが重要ではないでしょうか。

リビングに続くドアが開いていても、玄関からは壁しか見えない設計にすることも大切ではないでしょうか。

隣の家の子供部屋と自宅の子供部屋が隣同士

今は幼い子供も、いずれは成長していき周りの音や視線を気にするようになります。そんなときに、隣の家の子供部屋と自宅の子供部屋が隣接しているとストレスを感じてしまう可能性もあります。

窓の位置が同じだと、隣の子供の声や音が漏れて聞こえてくる場合も。当然その逆もあります。隣の家の子供が同性ならともかく、異性だった場合は特にいい気持ちにはなりません。

家の間取りを決める際は、隣の家の窓の位置をそれとなく確認してみてはどうでしょう。(長時間見るのは、失礼に当たるので注意が必要ですけどね)

リビングの窓が大きすぎて外から家の中が見える

日光が家の中を照らすのを意識して、リビングの窓を大きくする人がいます。確かに家の中を照らすのは大切ですが、窓が大きい=外から家の内部が見えやすくなるということ。

ご近所から家の中が見えて、何らかのトラブルに発展する可能性が0といえません。たとえば家の中が片付いていないのを見たご近所さんが、悪気がないのに周りにいいふらして、あっという間に、歪曲された自分たちの悪い噂が広がっていく。

なんて事態に発展する可能性も・・・

リビングの窓を大きくしすぎない・すりガラスに変更するなど、何らかの対策が必要です。

ご近所トラブルを防ぐためには広い視野に立つことが重要かな

家を建てたのがきっかけで、ご近所トラブルに発展。そんな悲しい事態を避けるためには、よく考え広い視野に立つことも重要ではないでしょうか。たとえば隣の家はこんな間取りだから、「迷惑をかけないためにはこうしたらいい」

「こうすれば、周りから家の中が見えない」など、客観的に分析することもご近所トラブルを防ぐことができます。

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