野菜を1か月にどれくらい買っているでしょうか。野菜は種類によって値段の変動が激しく、家計にとって大きな負担になります。そんな野菜を自分で作ることができたら、かなりの節約になると思いませんか。
この記事では、初心者でも育てやすい野菜を紹介。育て方のポイントも解説していきます。「夢のマイホームのために少しでも節約したい」そんな大きな目標を持っている人は、参考にしてみてください。
カイワレ
カイワレは、水を浸したスポンジやキッチンペーパーに1週間ほど種を撒いておくだけで育てることができます。収穫方法も、生えてきた部分を切るだけという簡単な方法。切った後は、根本の部分を水につけておくことでまた生えてきます。
1年にわたって収穫が可能なため、非常にコストパフォーマンスに優れている野菜です。比較的育てやすく、初めて野菜づくりに挑戦する人に向いています。
毎日霧吹きで種に水を上げて、根が生えてきた後は直接注水。水を毎日取り換えないと、雑菌が繁殖する可能性があるので要注意です。
ミニトマト
1度にたくさん収穫することができるミニトマトは、まさに節約の救世主。さまざまな料理に活用できるため、使い勝手がいい野菜でもあります。初心者は苗から育てていきましょう。
育てやすくなるだけではなく、収穫が早くなります。ポイントとして、水のやりすぎには注意が必要です。ミニトマトは乾燥に強い性質を持っているので、1日1回の水やりで大丈夫。
むしろ少し乾燥気味に育てたほうが甘くなります。
ピーマン
ピーマンは夏の暑さに強い野菜です。春に種まきをすれば、秋ごろまで収穫できます。虫の被害も少なく、育てやすいのが大きな特徴。料理への使い勝手もいいため、節約に役立ちます。
連作を嫌う欠点があるので、同じナス科野菜を育てた畑は避けるのが無難です。収穫後は、水気を避けて常温での保存を意識するようにしましょう。
初心者の内は育てやすさ重視で野菜を選ぶ
野菜づくりに慣れていない内は、なるべく育てやすさを重視することが大切です。というのも、野菜づくりは何が起こるか分かりません。
マニュアル通りに育てているのに、枯れたり根腐れしたりとさまざまな問題に直面する可能性も……これでは収穫ができず、やる気も失ってしまいます。育てやすい野菜なら、失敗するリスクを軽減。
また失敗を次に活かしやすいため、やる気を失わずに済みます。まずは野菜づくりに慣れることから、始めていきましょう。
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