引っ越しをする際に必ず行わないといけないのが「ダンボールに詰める事」です。

一人暮らしの場合、相場として10~15箱、2人暮らしの場合30箱ほどダンボールを詰める必要があります。

ふだんのくらしの中でそれだけ多くのダンボールに荷物を詰めることはありません。そのため「ダンボールの適切な詰め方がわからない」という人も多いかと思います。

今回は引っ越しにおけるダンボールの詰め方のコツをお伝えしていきます。

●こんな人に読んでほしい記事です

・引っ越しを少しでも楽したい

・ダンボールの詰め方のコツを教えてほしい

ダンボールはどうやって集める?

数十箱のダンボールは簡単に集めることができませんので、ほとんどの人が引っ越し業者からもらうことになります。

しかし引っ越し業者によってはダンボールを渡す数量に上限を設けている所もあります。

また、ダンボールを自前で調達することで値下げ交渉の材料にもなるため、引っ越し業者からもらわないという人もいます。

ダンボールの数量が足りない、値下げ交渉のためダンボールをもらわない人はどこからダンボールを調達すべきでしょうか?

おすすめの調達方法がスーパーやホームセンターからもらってくることです。

基本的に無料でもらうことができますし、店員さんに伝えればバックヤードから持ってきてもらうことも可能です。

1店舗で数十個集めるのは難しいと思うので、複数店舗回ってダンボールを集めていきましょう。

ダンボールの詰め方のコツは?

大前提として引っ越しの荷物はダンボールにしまうだけが作業ではありません。引っ越し先で荷物を取り出すという作業が必要となります。

そのため、詰めている段階で出すことを考えながら行っていきましょう。

ポイント1.すぐに出すものは違う箱に入れておく

引っ越し後すぐに出すものは、まとめてダンボールに入れておきましょう。

下記のものはひとつの箱に入れておくと便利です。

・トイレットペーパー、ティッシュペーパー

・バケツ

・ぞうきん

・お掃除セット

・ゴム手袋

・軍手

・ペン

・スリッパ

・はさみ、カッター

・紙コップ、紙皿

・ガムテープ、ビニール紐

・工具箱

・ゴミ袋

そして箱の上部に名前だけではなく、目立つ印をつけましょう。

例えば色のついているガムテープや色紙を貼ることで、他のダンボールと差別化ができます。

ポイント2.梱包をしておく

引っ越しの際はダンボールに大きな衝撃が発生します。荷物の運び出し、トラックへの積み込み、引っ越し後の荷物出しなどが代表的です。

多くの衝撃がかかるため、ダンボールを梱包して中のものが傷ついたり、割れにくくする環境を作ることが大切です。

梱包は身近なもので簡単に行えます。

1.新聞紙…緩衝材の役目がある。ダンボールの側面や床に敷くことや、割れやすいものを個別に包むなど使い方はさまざま。重さもなく、かさばらないので非常に使いやすいのが特徴です

2.クレープ紙…普段はあまり使わないですが、引っ越しの際は非常に重宝します。コピー用紙よりも柔らかく丸めやすいので加工がしやすいのが特徴。引っ越し業者にお願いすれば無料でもらえることもあります。

ポイント3.不要な物は捨てる

ダンボールに詰める量を減らせば、必然的に作業が減り引っ越しが楽になります。

普段なかなか捨てられないものも、引っ越しの機会に処分しましょう。

処分でおすすめの方法が「不用品回収業者」に依頼をすること。

家具や家電などの大型の物から日用品まで一括で処分をしてくれるサービスです。

急な不用品が発生した場合でも対応してくれるので、相談してみてはいかがでしょうか?

ダンボールに詰め込む作業は、引っ越しを行う上で大切な工程です。しっかりと対策を行い、効率よくダンボールに荷物を詰めていきましょう。