引っ越しは、準備に時間とお金がかかり、トラブルも起きやすいため、出来れば余裕を持って、スケジュール通りに取り組めるようにしておきたいですよね。今回は、そんな引っ越しに関して、注意すべきポイントを5つご紹介させていただきます。
引っ越しの注意点その➀ 引っ越す時期に気を付ける
引っ越しは、繁忙期と閑散期があるので、これらの時期を見極めてから、引っ越しのスケジュールを作成するようにしましょう。
例年だと、新年度を迎える4月前後が、引っ越しのピークとされています。対して、8月が閑散期とされています。また、9月から10月は、一般的に会社の下半期の始まりとなるので、引っ越しの「第2のオンシーズン」とされており、ピーク時の次に、繁忙期にあたるとされています。
繁忙期だと、引っ越し業者が確保できなかったり、料金が高めになっていたりするので、なるべく閑散期や、繁忙期に該当しない時期を選択するように注意しましょう。
引っ越しの注意点その➁ 引っ越し業者から複数見積もりをとる
引っ越し業者を選ぶ際は、1社だけではなく、複数社から見積もりをとるようにしましょう。現在では、引っ越し見積もりアプリもあり、比較することが容易になっています。業者によって、料金には差があり、数万円を節約することも可能となっています。
引っ越しの注意点その➂ 各種サービスの変更手続きをしておく
引っ越しをスムーズに送るためにも、各種サービスの変更手続きを事前に行っておきましょう。目安としては、1週間程前に、以下の手続きを行っておくと良いとされています。
○1週間程前
・電気・ガス・水道の停止と移転連絡
・金融機関(銀行、クレジットカード、保険など)の住所変更
・NHKの住所変更手続き
・転出届の提出
○当日
・ガス利用停止の立ち合い
・鍵の返却
○引っ越し後
・転入届の提出
・マイナンバーの住所変更登録
・運転免許証の住所変更登録
・ガスの回栓の立ち合い
このように、引っ越し前後で、必要な手続きがありますので、チェックリストを作成して、スムーズに1つ1つ、処理していくようにしましょう。
引っ越しの注意点その➃ 不用品の処分は早めにしておく
不用品の処分は、引っ越しの1週間前に行うようにしましょう。これは、以下の理由からとなっています。
・荷解きに時間がかからないようにするため
・引っ越し料金を少しでも抑えるため
・断捨離するため
このように、引っ越しは、極力いらない物を処分し、必要な物だけを新居に送るチャンスでもあるので、早めに不用品の処分は行っておきましょう。
また、粗大ごみの日など、市区町村の指定の日にしか出せないゴミがあるので、余裕を持って整理を行い、指定の日に処分するようにしましょう。どうしても処分できないものがある場合には、不用品回収業者を活用しましょう。
引っ越しの注意点その➄ ガスの開始に気を付ける
引っ越しの際は、特にガスの使用停止と開始の手続きは、早めに行うようにしましょう。ガスの閉栓と開栓作業は、実際にガス業者と立ち会う必要があるためです。特に開栓作業ができないと、引っ越した後、新居でお風呂に入れなかったり、料理が出来なかったりと不都合が生じてしまうので、注意して取り組みましょう。
また、2月から4月の引っ越しシーズンの繁忙期は、ガスの立ち合いの予約が埋まりやすくなっているので、この時期に引っ越しをしようと思っている場合は、より早めのスケジュールをとるようにしましょう。