お部屋をコーディネートする上で、クロス(壁紙)にもこだわりたいという方は多いと思います。
しかし問題なのが、せっかくこだわって選んだクロスが黒ずんで汚れてしまった時です。
クロスは様々な要因で汚れてしまいますが、そんな時、クロスの効果的なお掃除の仕方が分からずどうすればいいのか困ってしまう方も少なくないと思います。
そこで、今回は部屋のクロスの汚れを効果的に落とす方法についてご紹介していきたいと思います。
クロスの汚れは大きく分けて2種類ある
お部屋のクロスは黒ずんで汚れてしまうことがよくありますが、実はこの黒ずみの原因は大きく分けて2種類あります。
1つは皮膚についている皮脂が原因です。クロスを手で触った際などにクロスに手の皮脂がつき、その皮脂が原因で黒ずんでしまうことがあります。
2つ目は黒カビによる黒ずみです。部屋に湿気が多い場合などは壁紙に黒カビが生えてしまい、それが黒ずみの原因になってしまいます。(黒カビによる汚れは黒い斑点のような見た目になります。)
原因が違うので、それぞれに適したお掃除をしなくてはいけません。
皮脂によるクロスの黒ずみを取る方法
では、最初に皮脂による黒ずみを取る方法についてご紹介していきます。
皮脂による汚れというのは簡単に言えば油汚れなので、食器用洗剤などを使用して取り除くことが可能です。
そのため、食器用洗剤を染み込ませた雑巾や布などでクロスの黒ずんでいる部分を拭いて取り除きましょう。
また、使用する洗剤は中性洗剤にしておくとクロスへのダメージを小さくすることが出来るのでおすすめです。
洗剤を含ませた布で引き掃除をしたら、水拭きをした後にさらに乾拭きをします。
それでもまだ黒ずみが残っている部分がある場合は、消しゴムで軽く擦ることでより綺麗に仕上げることが出来るでしょう。
黒カビによる黒ずみを取る方法
次に、黒カビによる黒ずみを取る方法についてご紹介していきます。
黒カビはクロスの奥に根を張ってしまうため、洗剤で表面だけは綺麗に出来ても根治するのが難しい場合が多いです。
どうしても黒カビの根っこまで除去したいという場合は、塩素系漂白剤を布や雑巾に染み込ませて拭き掃除をするのがおすすめです。
やり方の手順としては先程の皮脂の場合と同様で
1:洗剤を染み込ませた布や雑巾で掃除
2:水拭き
3:乾拭き
となります。
ただし、塩素系漂白剤を使って掃除する場合はクロスが色落ちしてしまう可能性があるため気をつけましょう。
また、ゴム手袋などをしっかり着用して掃除を行うのも忘れないでください。
まとめ
今回はお部屋のクロスの掃除方法についてご紹介させていただきました。
皮脂による汚れは食器用洗剤を使って取り除くことが出来ますが、黒カビによる汚れは取りにくい上に塩素系漂白剤を使うと色落ちしてしまうリスクがあるので注意が必要です。
普段からお部屋の換気などをこまめに行い、黒カビが生えてしまわないように気をつけましょう。