家はゆっくりとできる空間です。外で気が張っていても家に帰るとリラックスできるという人も少なくないのではないでしょうか?
そんな安心ができる空間ですが、実は危険な場所があるのはご存じでしょうか?
リラックスできる空間だからこそ危険な場所を理解しておく必要があります。
今回は住宅で気を付けなければいけない場所をお伝えしていきます。
普段は意識していない意外な場所にも危険が潜んでいるので、しっかりと学んでおきましょう。
●こんな人に読んでほしい記事です
・住宅で危険な場所を教えてほしい
・安全に家で過ごしていきたい
意外に危険な場所が多い?注意すべき場所は?
家の中で気を付けなければいけない場所は以下の4つがあげられます。
1.お風呂場
2.階段
3.出入口
4.窓ガラス
一つずつ解説していきます。
1.お風呂場
心も体も癒してくれるお風呂。半身浴や長風呂などお風呂を楽しみに過ごしている人も
多いのではないでしょうか?
しかしお風呂場は危険がたくさんあります。代表的な危険が以下の通りです。
●長風呂による貧血…お風呂に長く入っていると貧血を起こしてしまう可能性があります。
貧血を起こして倒れてしまうと、命の危険性があるので貧血気味の人は注意してお風呂に入りましょう。
●お風呂で寝る…お風呂が気持ちよくて寝てしまう人いませんか?とても気持ちのいいものですが、風邪の原因や最悪そのままおぼれてしまうケースも少なくありません。
●転倒…お風呂は滑りやすく転倒がしやすい環境です。店頭をして頭を打ってしまうと大けがにつながる可能性があります。
お風呂場では細心の注意を払って移動するようにしましょう。
2.階段
階段から落下やつまずいて転倒をしてしまうとけがの原因となります。
普段何気に使っているので、注意力散漫になり、ふとした時に事故につながっていきます。
対策として手すりを付ける、階段の形状を工夫して建てるなどをして対策をしていきましょう。
特に小さいお子さんやお年寄りがいる家庭にはより一層注意が必要かと思います。
3.出入口
家の中の人が外の人に気づかずに思いっきり扉を開けると思わぬけがに繋がってしまいます(特に共用廊下の狭いマンション廊下)。
扉を開ける際は、勢いよく開けず扉の向こうに人がいるかどうかを注意しながら開けていきましょう。
また出入口に段差がある家も多いかと思います。段差で躓いてしまうケースは少なくありません。バリアフリー化にするなど段差をなくすことによって対応ができます。
「バリアフリー化はお金がかかるのでちょっと…」と思いの方、目印をつけるだけでも全く違います。
「足元注意!」というシールを貼るだけでも意識を集中できるのでおすすめの方法です。
4.窓ガラス
外と面している窓ガラスや家の構造によっては中にもガラスを使っているところがあるかと思います。
種類によっては、ガラスは非常に割れやすく、割れた際に近くにいると大けがをしてしまいます。
割れた後でも、しっかりと掃除をしないと破片が足に刺さる可能性も0ではありません。
特に窓ガラスは台風などの影響によって、急に割れる時があります。
そういった災害時は、窓ガラスに段ボールを貼って強化するなど、対策をしていきましょう。
また小さいお子さんがいる場合は、窓ガラスにぶつかり、割れてけがをしてしまうというケースも珍しくありません。
子供を遊ばせる際は、ガラス付近で遊ばないように囲いを造って、遊び場の場所を変えるなどを工夫して対策をしていきましょう。
危険を回避してのんびり自宅で過ごしましょう
上述した場所は、多くの家庭が存在している危険な場所です。しかし簡単な対策をすることによって危険は回避することが可能です。
家はゆっくりのんびり過ごしたい空間のため、簡単な対策を行い安全な空間を作り上げていきましょう。