転勤や転校、一人暮らしを始める際に引っ越しを行う必要があります。

新しい場所での新しい生活を送るためにも、引っ越しはスムーズに行いたいもの。

引っ越しをするためには様々な準備が必要となってきます。荷物詰めや、いらない物の処分、郵便物の転送処理など多くのことを行う必要があります。

その中でも最も大切なのが「引っ越し業者の選定」

引っ越し業者は数多くあり、値段やサービスなどが違うため、自分に合った業者を選ぶ必要があります。

しっかりと業者を選ばないと「違法な引っ越し業者」に依頼をしてしまいトラブルが発生する可能性も0ではありません。

違法な引っ越し業者を見極めるポイントの一つとして「許可を取っているか」を確認する方法があります。

具体的なのが「貨物軽自動車運送事業許可」と「一般自動車貨物運送事業許可」を取っているかどうかで判断ができます。

許可の意味を理解して違法業者に依頼をしないように注意していきましょう。

●こんな人に読んでほしい記事です

・貨物軽自動車運送事業許可とは?

・一般自動車貨物運送事業許可とは?

貨物軽自動車運送事業許可とは?

貨物軽自動車運送事業許可とはその名の通り「軽自動車または二輪自動車を使って有償で運送する事業」のことを言います。

許可を取っている車両はナンバープレートが黒くなっており、「黒ナンバー」と言われています。

近年はアマゾンの宅配を個人に委託しているパターンが多くなり、黒ナンバーを街で見かけることもあるかと思います。

「軽自動車だと引っ越しに不向きでは…?」と思いの方も多いかと思います。

一言で軽自動車といっても、軽ワゴンや軽トラックも貨物軽自動車運送事業許可の対象となります。

そのため、少ない荷物であれば大型のトラックを依頼せずに、貨物軽自動車運送事業許可で乗れる軽自動車に引っ越しをお願いができます。

しかし貨物軽自動車運送事業許可の対象はあくまで軽自動車と125cc以上の2輪のみです。

貨物軽自動車運送事業許可しかないのに、トラックで引っ越しを行う業者は違法であるため注意しましょう。

取得難易度が低い

貨物軽自動車運送事業許可は書類に不備がなければ、簡単に取得することができます。そのため許可を取っている人が多いのも特徴です。

かんたんに取得ができる分、業者の質も幅広いためインターネットで評価を調べてから依頼をしましょう。

一般自動車貨物運送事業許可とは?

一般自動車貨物運送事業許可とは通称「緑ナンバー」や「トラック運転手」と言われます。

定義としては以下の通りです。

「他人の需要に応じ、有償で、自動車(3輪以上の軽自動車および二輪の自動車を除く)を使用して貨物を運搬する事業であって、特定貨物自動車運送事業以外の物を言う」とされています。

簡単に言うと、上記で説明した貨物軽自動車運送事業許可で運搬できる「軽自動車やバイク」以外の貨物自動車で運賃をもらって運ぶ運送業者のことを言います。

一般的な引っ越し業者の場合は、こちらの許可が付与されているかどうか確認を行いましょう。許可がない場合、トラック等での引っ越しをすることができません。

取得難易度が高い

貨物軽自動車運送事業許可に比べると、取得難易度が高く事業として活動をしていないと取得することができません。

具体的には「営業所、休憩所、駐車場を確保し、最低でも5台以上のトラックをそろえ、

5人以上の人数を確保して、事業開始に必要な事業資金(およそ2000万円)を準備する必要があります。

副業レベルでは許可が取りにくいのが特徴といえるでしょう。

引っ越しをする前に許可を確認しよう

引っ越し業者を選別するのは非常に重要な事。悪徳業者に引っかからないように許可を取っているか確認をしてから依頼をするように心がけていきましょう。