清掃会社を設立すると聞くと、大変な手続きが待っているというイメージをお持ちの方も多いと思います。

しかし一言で会社を設立するといってもさまざまな設立方法があります。

代表的な分け方として「個人事業主として開業する」方法と「法人として開業する」方法の2種類があげられます。

会社を設立するという意味では同じですが手続き上は全く違うため、自分が設立する清掃会社の事業規模を考えて個人事業主として設立するか、法人として設立するかを考えましょう。

今回は個人事業主と法人両方の手続き方法をお伝えしていきます。

●こんな人に読んでほしい記事です

・個人事業主として手続きする方法は?

・法人として手続きする方法は?

個人事業主は紙1枚出すだけで手続き完了!

個人事業主の手続きは非常に簡単。開業届を税務署に1枚提出をするだけで手続きは完了します。

開業自体にお金はかからず、必須項目さえ記入をしておけば、すぐに受理をされるため

「これだけで終わり?」と思う方も多いかと思います。

紙1枚提出するだけで申請が完了し、会計ソフトからも作成することができるので、

入力して持っていけばすぐに開業手続きが完了します。

また開業届は税務署や国税庁のHPから入手することができます、書き終えたら最寄りの税務署に開業届を提出しましょう。

開業届を出すタイミングは?

開業届はいつでも出すことができます。出すタイミングとしては「会社を設立すると決めてから1か月以内がよい」といわれていますが、出さなくても罰則はありません。

ただし開業届を出すと以下のメリットがあるため、早めに出すことをおすすめします。

1.青色申告で確定申告ができる(開業届と青色申告承認申請書が必要)

2.屋号で口座を作れる

3.小規模企業共済に加入できる

特に大きなメリットとしては1の青色申告で確定申告ができるということです。

青色申告とは最大65万円の控除を受けることができます。

青色申告は青色申告承認申請書を出す必要があり、開業届と同じタイミングに出しましょう。65万円の控除は魅力があるため、提出をすることをおすすめします。

法人会社の手続き方法は?

法人会社は個人事業主より書類提出が多いため少し大変です。

具体的には以下の手続きを法務局で行う必要となってきます。

会社の基本的な概要を決めていく

まずは会社の基本的な概要を決めていきましょう。登記簿に記載されるため、誤った内容を記入することなく、ほかの方から信頼がされるような内容を記述していきましょう。

具体的には5つ決める必要があります。

1.商号…会社の名前のこと。株式会社であれば「●●株式会社」などが代表的な商号のつけ方です。商号は「類似しているもの」はつけることができません。類似している商号がすでにないか調べたうえで決めていきましょう。

2.本店…会社の住所のことです。登記されるため正確な住所を記入していきましょう

3.目的…事業内容のことです。登記簿謄本に記載されるため、しっかりとした内容を記入していきましょう

4.資本金…資本金は1円からでも法人を設立することが可能です。自分の身の丈に合った資本金を設定しましょう

5.決算日…決算日は会社設立日の先月の末日にするのが一般的といわれています。

提出書類は(法人登記)?

法人設立の提出書類は以下の通りです。

1.会社実印(代表者印)

2.発起人、取締役の印鑑証明書(発行後3ヵ月以内のもの)

3.定款

4.払込みがあったことを証する書面

5.発起人の決定書(決議書)

6.就任承諾書

7.印鑑カード交付申請書

8.印鑑届出書

個人事業主とは違い提出書類が多いですが、一つずつ確認しながら作成してきましょう。

もし一人で作成が難しい場合は、司法書士、行政書士などのプロにお任せするのもおすすめします。

個人事業主と法人は設立方法が異なります。しっかりと内容を確認したうえで清掃会社を設立していきましょう。