ハウスクリーニングは年々需要が高まっているため、「需要が高い今だからこそ起業したい!」と考えている人も多いのではないでしょうか?

ハウスクリーニングは通常の掃除では落とせない汚れやワンランク上の掃除をユーザーに提供します。

そのため、掃除道具はしっかりと選ぶ必要があります。一般的に使うものもあればプロだからこそ持っておくべきものも存在します。

今回はハウスクリーニングで起業をする上で、プロだから持つ道具をお伝えしていきます。道具選びはハウスクリーニングの命ともいえるのでしっかりと用意していきましょう。

●こんな人に読んでほしい記事です ・ハウスクリーニングをする上で必要な道具は?

ハウスクリーニングは場所によって必要な道具が違う

ハウスクリーニングと一言で言っても場所によって必要な道具は全く変わってきます。

例えば庭と台所では基本的に同じ道具を使いません。そのため場所に合わせて使う道具や洗剤を用意する必要があります。

今回は場所別に代表的な必要道具を少し紹介します。

門やタイル、壁には高圧洗浄機

門の汚れやタイルの汚れは通常の道具ではなかなか汚れが落ちません。しかし高圧洗浄機を使えば汚れを水で一気に取ることが可能です。

特に壁は砂埃やカビなどが付着しているため、高い水圧で汚れを落とす必要があります。

高圧洗浄機も種類があり、水圧の違いや防音タイプのもの、電気式からガソリン式(ハウスクリーニングであれば電気式で十分)などのものがあり、場所によって使い分けが必要といえるでしょう。

ガラスや鏡面にはスクイジーとウォッシャー(シャンプー)

ガラスには水の跡や外からまき散らされた砂埃などが付着している可能性があります。こういった汚れは年数がたつにつれてどんどん落ちにくくなってしまいます。

窓ガラスを掃除する上で活躍するのが「スクイジー」「ウォッシャー(シャンプー)」という2つの道具です。

ウォッシャーで洗剤をガラスに塗布しながらこすり洗いをし、スクイジーで鏡面を一気にふき取ることができる道具で、一般家庭にも置いとくと、とても便利な道具です。

そして裏技で使用するのがサンダーです。

サンダーは汚れを磨きとるのにとても有効な道具です。サンダー先端に取り付けたパットをガラス部分にあてて、磨くことによって汚れを落とすことができます。なお、水垢の付いた浴室の鏡の汚れ落としには絶大な効果。

ただし、ガラスによって硬度がちがうため、ガラスに合ったサンダーへ取りつけるパットを選ぶ必要があります。

細かいところは歯ブラシが有効的!

その他の細かい部分は、歯ブラシを利用するといいでしょう。

歯ブラシは汚れを落としやすいうえに、細かい作業が行えるため、プロでも使用します。

ウエス(ぞうきん)で拭き取りにくい部分のガラス戸レールなどの汚れを、歯ブラシを使用すればすっきりと落としてくれます。

洗剤の使い分けも重要

道具を使い分けるのと同時に、掃除個所に合った洗剤を使うことも重要です。

ハウスクリーニングは適切な道具+適切な洗剤を使用することで効果的に行うことができます。

代表的な洗剤は以下の通りです。

・アルカリ洗剤…油汚れを強烈に落としてくれる

・次亜塩素酸ナトリウム…カビ取り・漂白目的で使用

・酸性洗剤…トイレなどでアルカリ性の汚れにたいして使用

しっかりと用途を使い分けて使用していきましょう。

道具をしっかり揃えて開業をしよう

ハウスクリーニングは丁寧な仕事はもちろん大切ですが、道具を適切な方法で使うことが非常に重要です。

「このレンジフードには●●が効果的」「この汚れには●●洗剤を使おう」など適切に判断をする必要があります。 道具や洗剤をまずは揃えて使い方を学び、ハウスクリーニングを開業することをおすすめします。