「家計簿を一生懸命につけていたら、いつの間にか挫折していた……」こんな経験をしたことがないでしょうか。家計簿作りの大敵となるのがストレス。どんなにいい家計簿を作っていても、ストレスを感じれば長続きしません。

そこで記事では、ストレスをためずに家計簿をつける方法を紹介していきます。節約に悩んだ経験がある人は、参考にしてみてください。

項目を細かくしすぎない

家計簿に記入する項目は細かくせず、3~5つに絞るようにしましょう。たとえば食費・光熱費・雑費といったように、大まかな記入でも大丈夫です。

あまりに細かくしすぎると、記入に手間がかかるだけではなく強いストレスを感じることになります。ストレスを感じれば、家計簿をつけるのが嫌になってしまう場合も。

家計簿は、長続きさせるのが何よりも重要です。きちんと正確にするのにこだわらず、リラックスしながら行っていきましょう。

自分に合った方法で家計簿をつける

一言に家計簿をつけるといっても、ノートに記入する・パソコンソフトを使う・スマホアプリの利用など。さまざまな方法が存在します。

人によって最善の方法は異なるもの。これがいいといった情報に惑わされず、実際にすべてを試してみて自分に合った方法を選択していきましょう。

達成感を得られるからノートに記入するのが好き・手軽なスマホアプリが便利。人によって抱く感想はさまざまです。自分に合った方法を選択すれば、収入と支出のバランスが分かりやすくなり節約に役立ちます。

毎日つけなくても大丈夫

家計簿を、必ず毎日つける必要はありません。毎日つけることにこだわり、自分を追い込めば家計簿離れにつながる場合も。これでは本末転倒です。

たとえば1週間に1回、2週間に1回など、無理なく家計簿をつけることができるサイクルを設定していきましょう。このサイクルも忙しいときは、崩してかまいません。

ちょっと余裕ができたときにつけるといった、ゆるい感覚で行った方がストレスをためずに長続きさせることができます。

一時的な赤字なら気にしないことが大切

家計簿を長く続けていく中で、気になってくるのが赤字の問題です。家計簿をつけていると、ひと月だけではなく全体の収入と支出のバランスが目に入りやすくなります。

そのため赤字になっている月が一目瞭然に。この事実に強いストレスを感じて、家計簿をつけるのを挫折してしまう人もいるのではないでしょうか。せっかくの家計の見直しなのにあきらめてはもったいないです。家計簿を長続きさせるコツは、細かい点を気にしないこと。

多少の赤字で生活が狂うことはないのでしょうか。赤字が出たからといって悩みすぎず、前向きに気楽に考えるのを意識してみてください。

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