家庭内のウイルス対策に役立つ日常の行動とは？ポイントをチェック

この記事では、ウイルス対策に役立つ日常の行動についてポイントごとに紹介しています。家庭内のウイルス対策がうまくいっているでしょうか。実はこれはしておいたほうが良い！

重要なポイントが存在します。日常的にウイルス対策をしておけば、消毒の手間の軽減にもつながります。ウイルス対策について気になる人は、ポイントをチェックしていきましょう。

家族全員でマスクを着用する

一緒に暮らしている家族がウイルス感染した場合には、全員でマスクを着用することで感染リスクを軽減できます。潔癖すぎるかもしれませんが、家族の1人だけがマスクをしていても、1人がしていなければ咳やくしゃみによってウイルスが家の中に付着する可能性があります。

ウイルスが付着した場所に人の手が触れると、さらなる感染リスクに。家の中でも家族がマスクをすることで、ウイルスの付着を防ぎやすくなります。

各部屋にマスクを置いて、汚れたらすぐに新しいマスクをつけることを検討してみてください。

人が良く触る部分を定期的に消毒する

家の中の手すりやドアノブといった部分は、人が頻繁に触るため感染リスクが高い場所です。定期的に消毒をして、ウイルスが広がるのを予防していくことが大切です。

ほかにも冷蔵庫やクローゼットといった、人が生活の中で使っている家電や家具もリスクがあります。週に〇回といったように、自分の中でルールを決めて消毒していきましょう。

消毒にはアルコールスプレーを購入しておくと便利です。塩素系漂白剤で消毒液を自作する方法もあるので、自分に合ったやり方を実践してみてください。

こまめに正しい手洗い

自分が外出していなくても、家族は外出してウイルスを持って帰っている可能性があります。そのため全く外に出ていない状態であっても、手洗いを心掛けることはウイルス対策に役立ちます。

ただ手洗いは正しいやり方を実践しないと、大きな効果が期待できません。正しく丁寧な手洗いを行っていけば、家の中にウイルスが付着する恐れを軽減できます。

1.水で洗った後に、石鹸をつけて手のひらをこする

2.手のひらを伸ばしながらこする

3.指先・爪の間をこする

4.指の間を洗う

5.親指と手のひらをねじり洗いする

6.手首も洗う

ウイルス対策にはまず日常生活の見直しを

ウイルス対策や消毒作業を効率的に行うためには、まず日常生活の見直しが大切です。家の中での唾液飛沫・ウイルスがついた手で家中をべたべた触る。これらはすべて、ウイルス感染のリスク高くする行為です。

こういった行為が続けば、重点的に消毒をしなければならない部分が増えて大きく時間を消費します。毎日消毒に追われる……そんな事態を避けるためには、なるべく家の中にウイルスが付着しない生活を送る必要があるのです。

この記事では、家の中のウイルス対策に役立つ情報を紹介していきました。ウイルス対策について気になる人は、参考にしてみてください。

手を消毒する前につい触ってない？住宅内の感染リスクを解説

手を消毒する前に、つい家の中の何かに触れた経験がないでしょうか。外から帰ってきたときに、手を洗わずに家の中の物に触れている人が少なくありません。つまりウイルスや菌がついたままの手で、さまざまな部分に触れているということです。

これって怖いとことですよね。そこで記事では、外から帰ってきたときについ触ってしまいがちな部分について解説。ウイルス対策に役立つ情報を紹介していきます。

リモコン類

外から帰ってきたときに、すぐテレビ・エアコンをつける習慣を持っている人は少なくありません。そのときに、つい手を洗わずにリモコンを触っていないでしょうか。リモコンは毎日使うものなので、ウイルスの感染リスクが高いアイテム。

外から帰ってきたときに手を洗わずにリモコンを触るのは、非常にリスクが高い行為といえます。まずは手を洗ってから、リモコンを触るようにしましょう。

椅子・ソファー

外出から帰ったときに、ゆったりしたくてそのまま椅子やソファーに腰掛ける人も少なくありません。そのときに、椅子やソファーの背もたれに触っていないでしょうか。

何気なく触っている場所は、消毒作業も忘れがちです。そのためウイルスが長く滞在する可能性も。外出から帰ったときは、すぐに座らないように注意してみてください。

どうしても使われていて座りたいときは、極力手で触れないようにすることが大切です。

テーブル

買い物から帰ってきたときに、買い物袋をテーブルに置く人がいます。実はこれって危険。買い物袋を置く際に、自然に手がテーブルに触れているケースがあります。

テーブルは家族が食事やさまざまな作業を行う場所なので、ウイルスが付着するのは大きなリスクといえます。また買い物袋にウイルスが付着している恐れもあるので、すぐにテーブルに置かずに消毒液で拭いてから置くのが望ましいです。

もちろん食材を棚や冷蔵庫に入れる前に、手をきちんと洗うことも大切です。

外出から帰ったときはすぐに手洗いを心掛ける

外出から帰ってきたときは、何も触らずすぐに手洗いをすることが重要です。外から帰ってきたら暑い・寒いからすぐにエアコンのスイッチをオン。気持ちは分かりますが、ウイルスが付着する可能性が高い行動です。

ちょっとした外出であっても、ウイルスが手に付着している可能性はあります。外から帰ってきたときは、できるだけ何も触らずにすぐ手洗いをしましょう。

すぐに手洗いをする習慣をつけることで、家の中を消毒する際の手間も軽減できます。（重点的に消毒する場所が減るため）ここでは、外出から帰ってきたときに触っている可能性が高い場所を紹介していきました。

心当たりがある人は、記事を参考にしてみてください。

住宅内を消毒するときにココを見逃してない？3つのポイントに注意

住宅内を消毒するときに、見逃しているポイントがないでしょうか。住宅内には、つい見逃しがちな消毒ポイントが存在します。せっかく家の中をきれいにするなら、完璧を目指したいですよね。

この記事では、家の中を消毒するときに見逃しがちなポイントについて詳しく紹介しています。それぞれの場所ごとに解説もしているので、家庭内の消毒に関して詳しくなる内容です。

家庭のウイルス対策を行っていきたい人は、参考にしてみてください。

住宅の床

ウイルスを持った家族が咳やくしゃみをした場合、唾液や痰が床に落ちます。床に落ちた唾液や痰は人に踏まれ、さらにウイルスを広げてしまう恐れも……

目立つ設備を集中的に消毒しがちですが、床にも目を向けていきましょう。ただ床の種類と消毒剤に含まれる成分の相性が悪い場合、色落ちや床材がはがれるリスクもあります。

例

フローリングに消毒用のアルコールを使うと、白くなる場合がある

床に消毒液を使っていいか迷った際は、一部分だけに使ってみて様子を見ることも大切です。

衣類・寝具

衣類はさまざまな人や物に触れているため、ウイルス感染のリスクがあります。外出した際に着ていた服は、なるべく毎日洗濯するのを意識してみてください。洗濯が難しい場合は、なるべくほかの衣類とは離れた場所で保管します。

人によっては帰宅してからすぐにベッドに座る・ベッドにコートやカバンを置くといった、何気ない行動に起こしている可能性があります。

気づかないうちにウイルスが付着している場合があるので、心当たりがある人は意識的に寝具も洗濯するようにしてください。

スマホ・PC

スマホ・PCは素手で触る人が多いため、ウイルス付着のリスクがあります。また毎日きれいにする人が少ないアイテムなので、さまざまなウイルスや菌の温床になってしまう場合も。

スマホ・PC専用のクリーナーを使って、定期的にきれいにしていきましょう。スマホ・PCは精密機械のため、水気を嫌います。きれいにしたいからといって、水をそのままかけるのは当然に避けるようにしてください。

消毒する場所をすべて書き出しておくことが大切！

家の中にはさまざまな物が置いてあるため、消毒する場所を見逃しがちです。消毒しているうちに「あれ？ここってもう拭いた？」そんな不安をよぎることも……

消毒を効率的かつ完璧に近い形で実行するためには、メモをうまく活用していきましょう。前もって消毒する場所を書いておいて、終わったらサインをしていくだけです。

この方法なら、同じ場所を何度も消毒するリスクや消毒のし忘れを防げます。家庭内の消毒を効率的に行うために、さまざまなツールを活用してみてください。

住宅内を消毒するときの基本ルールを紹介！きちんとできてる？

住宅内の消毒をしたいと考えたときに、まずは何をしたらいいのか迷った経験がないでしょうか。住宅内を消毒することは、そう頻繁にはないため困惑してしまう人が少なくありません。

ここでは、住宅内の消毒に関する3つの基本ルールを紹介していきます。「初めて家の中を消毒するけど、どうしたらいいか分からない」こんな悩みを抱えている人は、参考にしてみてください。

まずは手を清潔にする

住宅内を掃除する際は、まず手をきれいにすることを意識してください。手には外部から持って帰ったさまざまなウイルスが付着しているため、そのまま住宅の消毒作業を行うとウイルスが移ってしまう可能性があります。

手洗いをする時間としては、ハンドソープで10秒もみ洗いをして流水で15秒すすぐのを2回繰り返すことが大切です。もみ洗いの際は、指と指の間をきれいにするのも意識していきましょう。

食器や箸は80℃の熱湯に10分間さらす

食器や箸は人の手が触れる機会が多いので、ウイルス感染のリスクを高めます。普段使っている食器は80℃の熱湯に10分間さらして、定期的に消毒するのを意識してみてください。

ほとんどのウイルスや菌は、80℃の熱湯に10分間さらすことで死滅すると考えられています。ただ食器に使われている素材によっては、強い熱がリスクになる場合も。

食器や箸の注意書きに従って、柔軟性のある対応を心掛けることも大切です。不安な人は、使い捨ての割りばしや紙皿を使うようにするのも1つの考え方といえます。

濃度0.05%に薄めた塩素系漂白剤で気になる場所を拭く

菌やウイルスが気になる場所は、濃度0.05%に薄めた塩素系漂白剤で拭くようにしてみてください。塩素系漂白剤に含まれる次亜塩素酸ナトリウムには、強い殺菌力があるとされています。

ただ濃度が濃すぎると使用した場所が腐食する恐れがあるので、濃度0.05%を守ることが大切です。また金属のように腐食しやすい素材もあるため、拭く場所には注意を払う必要があります。

詳しくは塩素系漂白剤の注意書きに記されているので、必ず目を通すようにしましょう。

住宅内の消毒はまず基本を徹底することが大切

住宅内の消毒には、さまざまなやり方が存在します。家の中を消毒してくれるサービスを行っている業者も存在するため、どんな方法を取ったらいいのか迷う人も少なくないでしょう。

大切なのは、基本的なルールを意識して消毒作業をしていくこと。最初は大変な消毒作業ですが、日常的に行っていけば徐々に慣れていきます。

初めて家庭のウイルス対策をする人は、ぜひ基本ルールから知ってみてください。